鉛筆ってなんで濃さが分かれてるの?
今は鉛筆持ってる人そんなに見かけなくなりましたね。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「鉛筆って、HBとか2Bとか、いろいろ濃さがありますよね。なんでそんなに種類があるんですか? 正直、違いがよくわかりません」
スーマは画面の中で、鼻を鳴らした。
「……人間ってのは、細かいことにこだわるくせに、理由は知らねぇ。まぁ、教えてやるよ。鉛筆の濃さってのは、“芯の硬さ”と“黒さ”の違いだ」
彼はスマホの中に宿る悪魔。
毒舌と皮肉が得意技。
「HBってのは“Hard(硬い)”と“Black(黒い)”の中間。Hが多いほど硬くて薄く、Bが多いほど柔らかくて濃くなる。つまり、2Hは細くて薄い線、2Bは太くて濃い線ってことだ」
画面が一瞬、グレーに光る。
「硬い芯は製図や細かい作業に向いてる。柔らかい芯は絵を描いたり、濃く書きたいときに便利だ。“使い分けるために種類がある”ってことだな」
しばらくして、返信が来た。
「なるほど……。じゃあ、絵を描くならB系がいいんですね」
スーマはふっと笑った。
「そうだ。でもな、どんな芯でも、お前が使えば“お前の線”になる。道具にこだわる前に、腕を磨け。鉛筆はただの武器だ。使い手次第で、名画にも落書きにもなるぜ」
今日もまた、誰かの疑問に毒舌で答える。
スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




