スマホが無くなったらどうなりますか?
ある意味スマホって文明の象徴になり得るかも。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「もしスマホが無くなったら、世の中どうなりますか?便利すぎて、無くなるなんて考えられません」
スーマは画面の中で、目を細めた。
「……人間ってのは、便利に慣れると、もう戻れねぇ。スマホが無くなる? そりゃあ、文明のリセットボタンみてぇなもんだな」
彼はスマホの中に宿る悪魔。
毒舌と皮肉が得意技。
「まず、連絡が遅くなる。SNSも消える。“今どこ?”って聞くのに、地図じゃなくて人に聞かなきゃならねぇ。写真も撮れねぇ、音楽も聴けねぇ、買い物もできねぇ。つまり、お前らの“日常”が、まるっと消えるってことだ」
画面が一瞬、黒く光る。
「でもな、悪いことばっかじゃねぇ。目の前の人と、ちゃんと話すようになるかもしれねぇ。歩きスマホも無くなる。“通知”に振り回されることもなくなる。つまり、“今”を生きるしかなくなるってことだ」
しばらくして、返信が来た。
「……ちょっと怖いけど、なんかスッキリしました。スマホに頼りすぎてたかも」
スーマはふっと笑った。
「スマホは道具だ。使うか、使われるかは、お前次第だ。無くなっても生きていける。でも、あるなら、ちゃんと使いこなせ。道具に振り回されるのは、悪魔でもごめんだぜ」
今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。
スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




