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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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カラスって人間の言葉分かってますよね?

カラスって何か全てを見透かされてる様に感じるんですよね。


スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。


「カラスって、人間の言葉を理解してる気がします。話しかけると、こっちを見たり、鳴いたりするんです。これって本当に分かってるんですか?」


スーマは画面の中で、カラスの写真を見ながら首をかしげた。

「カラスな。あいつらは、ただの鳥じゃねぇ。人間の顔を覚えるし、道具も使うし、仲間と情報共有もする。つまり、“鳥界のインテリ”だ」


彼はスマホに宿る悪魔。

名前はスーマ。


毒舌と皮肉で、悩みも疑問もぶった斬る。

「人間の言葉を“理解してるか”って?それは、“意味”じゃなくて“雰囲気”を読んでる可能性が高い。声のトーン、表情、動き――そういう非言語情報を察して反応してるんだ。だから、“分かってるように見える”のは、あながち間違いじゃねぇ」


画面がピカッと光る。

「実際、研究でもカラスは“人間の顔を記憶して、敵か味方かを判断する”って結果が出てる。つまり、言葉は分からなくても、“お前が何者か”はちゃんと見てる。怖いだろ? 鳥に監視されてるって」


しばらくして、返信が来た。


「ちょっと怖いけど、なんか嬉しいです。カラスに好かれたいかも」


スーマはふっと笑った。

「好かれたいなら、まず敵にならないことだ。

・エサをあげる

・攻撃しない

・優しく話しかける

それだけで、カラスは“お前を覚える”。そして、たぶん、仲間にも伝える。“あいつは安全だ”ってな」


彼の声は、誰にも聞こえない。

でも、今日もまた、誰かの疑問に毒舌で答える。


スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

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