二次元以外に恋愛感情がわきません。どうしたらいいでしょうか?
どんな形でも恋愛は恋愛。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「二次元のキャラには恋愛感情がわくのに、現実の人にはまったくわきません。このままでいいのか不安です。どうしたらいいでしょうか?」
スーマは画面の中で、腕を組んだ。
「またか。人間ってのは、現実より理想に恋する生き物だな。でもな、理想に恋するのは、悪いことじゃねぇ。むしろ、自然だ」
彼はスマホに宿る悪魔。
名前はスーマ。
毒舌と皮肉で、悩みをぶった斬る。
「まず言っとくが、“二次元しか好きになれない”ってのは、逃げでも異常でもねぇ。お前が本気でそのキャラに惚れてるなら、それは立派な“感情”だ。問題は、“現実に恋しなきゃいけない”っていう、勝手なルールに縛られてることだ」
画面がピカッと光る。
「恋ってのは、誰かに合わせるもんじゃねぇ。誰を好きになるかは、自分で決めることだ。二次元だろうが、三次元だろうが、心が動いたなら、それは“本物”だ」
しばらくして、返信が来た。
「ちょっと気が楽になりました。ありがとうございます」
スーマはふっと笑った。
「よし、解放完了。でもな、もしいつか現実の誰かに心が動いたら、それはそれで面白い。そのときは、二次元で鍛えた“愛の眼力”を使え。お前の恋は、誰にも否定できねぇ。だって、スマホの中の悪魔が保証してるからな」
彼の声は、誰にも聞こえない。
でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。
スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




