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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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髪形を変えたら『失恋した?』と聞かれます

気分で変える事だって有る。


スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。


「髪形を変えたら、友達に『失恋した?』って聞かれました。別に失恋したわけじゃないのに、なんかモヤモヤします。どうしたらいいですか?」


スーマは画面の中で、あからさまに目を細めた。

「……また人間特有の“察し文化”か。髪切っただけで、心まで切ったと思われるの、面倒だな」


彼はスマホに宿る悪魔。

名前はスーマ。


毒舌と皮肉で、悩みをぶった斬る。

「まずな、髪形を変える理由なんて、千差万別だ。気分転換、季節の変わり目、ただの気まぐれ。それを“失恋”って一択にするやつの想像力の貧困さ、どうにかしてやりてぇな」


画面がピカッと光る。

「お前がモヤモヤするのは、“勝手に決めつけられた”からだ。つまり、髪じゃなくて、心を見てほしかったってことだ。でもな、人間ってのは、見た目からしか判断できねぇ。

だからこそ、お前はその髪形で、堂々と笑ってやれ。“失恋? 違うよ。進化。”ってな」


しばらくして、返信が来た。


「進化って言葉、ちょっと気に入りました。ありがとうございます」


スーマはふっと笑った。

「よし、進化完了。髪形は、心の外装だ。変えたっていい。変わらなくてもいい。でも、誰かに決めつけられるくらいなら、自分で意味を決めろ。それが、“自分らしさ”ってやつだ」


彼の声は、誰にも聞こえない。

でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。


スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。



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