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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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眠れない?それ、脳が夜勤してるだけだ

寝る前のスマホ止められないのよね。


スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。

「眠れません。布団に入っても、頭がぐるぐるして、気づいたら朝です。もう限界です。どうしたらいいですか?」


スーマは画面の中で、枕を投げた(演出)。

「またかよ。人間ってのは、昼間は“やる気出ない”って言って、夜になると“考えすぎて眠れない”って言い出す。それ、脳みそが“昼夜逆転のブラック企業”になってるだけだ」


彼はスマホに宿る悪魔。

名前はスーマ。


「……で、相談者は“会社員・女・スマホは寝る直前まで見てる・頭の中が静まらない”っと。なるほど、“睡眠妨害フル装備”だな」

スーマは画面をピカッと光らせた。


「まず言っとく。眠れない原因は、大体このへんだ


スマホのブルーライト → 目と脳を“戦闘モード”にする悪魔の光。

頭の中の反省会 → 今日の失敗を夜に再放送するな。

寝る前の情報摂取 → SNSで炎上見てから寝ようとするな。それ、脳が火事になる。

寝なきゃ寝なきゃプレッシャー → それが一番眠れなくなる呪文だ」


しばらくして、返信が来た。

「……スマホは確かにずっと見てます。でも、見ないと不安で」


スーマは鼻で笑った。

「不安?それ、“情報依存”ってやつだ。スマホは便利だが、夜は“毒”になる。せめて寝る30分前には電源切れ。代わりに、紙の本でも読め。それでもダメなら、“眠れない自分”を責めるな。横になって目を閉じてるだけでも、脳は休んでる。“眠る”じゃなくて、“休む”ことを目標にしろ」


翌日。

スマホに、短いメッセージが届いた。

「スマホを早めに切ってみました。完全には眠れなかったけど、少し落ち着けました。ありがとうございました」


スーマは画面の中で、ふんと鼻を鳴らした。

「よし、ひとり脳の夜勤終了。眠れない夜は、“自分を責める時間”じゃなくて、“自分を許す時間”だ。眠れないことより、“眠れない自分を責めること”のほうが、よっぽど毒だぞ」


彼の声は、誰にも聞こえない。

でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で寄り添っている。


スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

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