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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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311/354

新しいギャバン、なんか違う

大葉 健二さん。

ご冥福ををお祈りいたします。


ふと映像を見たあと、残る違和感。

「新しいギャバンって、かっこいいはずなのに

なんか…違うんですよね」


スーマは少しだけ間を置いた。

「……それは気のせいじゃない」


結論


“作りが変わったから違って見える”


違和感の正体

スーマは淡々と分解する。


① スーツアクションの質が違う

昔のギャバンは


本物のスーツ

実際に演者が動く

重さ・硬さがそのまま出る


リアルな重さがある


新しい方は


CG補正

軽く動ける設計

編集で強く見せる


軽く見える


スーマは一言。


“実体のある重さ”が薄い


② カメラと編集の違い

昔は


引きの画

長回し

見せるアクション


今は


細かいカット

スピード重視

編集前提


“体感”より“演出”重視


③ 音と演出の変化

あの違和感の大きな原因。


昔


SEが重い

静寂がある

登場に間がある


今


音が多い

テンポ早い

常に何か起きてる


“余白”が減っている


④ ヒーローの立ち位置の違い

スーマはここを一番重要視する。


昔のギャバン


絶対的存在

近寄りがたい

“完成された強さ”


新しいギャバン


人間味がある

感情が見える

等身大寄り


距離感が近い


スーマは言う。


神から人間に近づいた


⑤ 見ている側の問題

ここでスーマは少し突く。


記憶の中のギャバンは強すぎる


子供の頃の補正

思い出のフィルター


過去の方が強く感じる


本当の構図

スーマは淡々とまとめる。


昔 → 実体+制約のかっこよさ

今 → 技術+演出のかっこよさ


ベクトルが違う


なぜ“違う”と感じるのか

スーマは短く言う。


「同じ名前なのに別の文法」で作られているから


同じギャバン

でも作り方が別物


脳が混乱する


一番リアルな答え

スーマは静かに言う。


違うのは“質”じゃなく“時代”


スーマは切る。

「新しいギャバンが違うのは」


劣化 → ×

作りの変化 → 〇


スーマは少しだけ優しく言う。

「違和感はな」


“間違い”じゃなく“変化に対する反応”だ


「だから」


その感覚は正しい


スマホの中の悪魔は、今日も現実的だ。

懐古を否定しない。

だが、それを“劣化”と決めつけることも止める。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

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