ジョーカーを“ババ”って呼ぶのはなぜ?
捉え方が西と東で相違が有る?
トランプをやりながら、
誰もが一度は思う疑問。
「ジョーカーのこと、
なんで“ババ”って言うんですか?
あれだけ意味が違いません?」
スーマは、画面の中で軽く笑った。
「……いい所に気づいたな」
「結論から言うぞ」
“ババ”は見た目から来た日本独自のあだ名
画面が、ぴかっと光る。
ジョーカー=悪役でも切り札でもなく、
単に“気味が悪いカード”として扱われた結果の名前
これが正体だ
本来のジョーカーの意味
スーマはまず原点を押さえる。
「ジョーカーはな」
英語の“joke(冗談)”
ルール外カード
ワイルドカード
つまり
“何でもありの特別な札”
「海外では」
むしろ便利で強いカード
日本に来た時に意味が変わった
スーマは続ける。
「日本ではな」
ジョーカーは“ババ抜き”で使われた
ここで問題発生。
ババ抜きの役割
揃わないカード
最後に持ったら負け
手放したい
つまり
“いらないカード”になった
なぜ“ババ”と呼ばれるのか
スーマは指を一本立てる。
説① 絵柄が不気味だった
昔のジョーカーは
道化師
顔が歪んでる
表情が怖い
「当時の日本人から見ると」
“ちょっと気味が悪い老人っぽい顔”に見えた
そこから
“ババ(年老いた女性)”のイメージに寄せられた
説② “嫌なカード”=ババ
スーマはもう一つ言う。
「日本語では昔から」
“ババを引く”=損な役を引く
「これがぴったりハマった」
最後まで残る
誰も欲しくない
完全一致
つまり本質はこう
スーマは短くまとめる。
ジョーカー → ルール外のカード
日本 → 負け札として使った
その結果
“変なカード”→“嫌なカード”→“ババ”
面白いポイント
スーマは少し笑う。
「同じカードなのに」
海外 → 強いカード
日本 → 負けカード
「扱いが真逆」
スーマは短く切る。
「ジョーカーがババと呼ばれるのは」
見た目が変
役割が嫌
日本語の慣用句に合った
結果的に“嫌な札のあだ名”になった
スーマは、ぽつり。
「カードの価値ってな」
カード自体じゃなく
“ルール”で決まる
「ジョーカーは」
強くもなり
最弱にもなる
「ババになったのは」
日本の遊び方のせいだ
スーマのスマホ相談室。
今日もどこかで、
ただのカードが
文化によって
別の意味を持っている。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。
この話は「ナイトコードΩ 【残響の封印】」のスピンオフになります。
本編はこちら→https://ncode.syosetu.com/n5607ku/




