異世界転生、何人トラックに轢かれてる?
南無~!
小説を何本も読んだ後の、
ちょっとした疑問が届いた。
「異世界転生って、
やたらトラックに轢かれてますよね。
実際どれくらいの人数が
トラックにやられてるんですか?」
スーマは、画面の中で鼻で笑った。
「……いい質問だな」
「結論から言うぞ」
正確な数は不明。だが“異常な頻度”で轢かれている
画面が、ぴかっと光る。
「統計は無いが、
体感ではかなりの割合で
トラックが関与している」
「もはや」
転生装置の一種扱い
なぜトラックなのか
スーマは指を一本立てる。
一瞬で死ねる(展開が早い)
交通事故 → 即死 or 意識喪失
説明不要
読者が納得しやすい
「物語開始まで」
最短ルート
“日常からの断絶”が分かりやすい
スーマは続ける。
「トラック事故は」
あり得る
急
理由を細かく書かなくていい
「だから」
現実→異世界への
スイッチとして優秀
無差別感がある
スーマは少し意地悪に言う。
「病気や自殺だと」
重くなる
理由が必要
「トラックなら」
“たまたま巻き込まれた”で成立
「読者も」
深く考えずに物語に入れる
でも実は、トラック以外も多い
スーマは軽く訂正する。
「全部がトラックじゃねぇ」
最近の主流
過労死
社会疲れ
事故全般
神様ミス
召喚ミス
「特に最近は」
“トラック以外で始める”のが
逆にテンプレ崩し
なぜ“トラック異世界転生”がネタ化したのか
スーマは短く言う。
「理由はこれだ」
数が多すぎて
記号化した
見慣れすぎた
記号として機能する
パロディしやすい
「結果」
“トラック=異世界の入口”
スーマは、短く切る。
「何人トラックに轢かれてるか?」
→ 正確には不明
「だが」
“異世界の入口として
頻出しすぎてネタ化した”
これが答えだ
スーマは、ぽつりと言う。
「現実のトラックはな」
ただの物流インフラだ
「だが物語の中では」
魂を運ぶ装置になった
「評価が極端すぎる」
スーマのスマホ相談室。
今日もどこかで、
無事に帰宅したトラックが
知らないところで
誰かを異世界に送り出している(らしい)。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




