↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
263/354

花言葉って、なんで生まれたんだ?

「花言葉」と言う言葉そのものがロマンティック。


何気なく花屋を見て、

ふと思った疑問が届いた。

「花言葉ってありますけど、

あれって誰が決めたんですか?

なんでそんな文化が出来たんですか?」


スーマは、画面の中で軽く肩をすくめた。

「……結論から言うぞ」


花言葉は“花で会話する文化”から生まれた

画面が、ぴかっと光る。

「花言葉は

自然に生まれたものじゃない」


“言葉を使えない状況で、

意味を伝える手段”として作られた


「ちょっとロマン寄りの通信手段だ」


発祥はヨーロッパ(特に18〜19世紀)

スーマは淡々と説明する。

「起源は主に」


オスマン帝国(トルコ)の風習

それがヨーロッパに伝わる

フランス・イギリスで大流行


「当時はな」


直接言えない恋愛が多かった


身分差

規律

社会的制約


「だから」


花に意味を込めて送る文化が育った


具体的にはこう使う

スーマは少し笑う。


赤いバラ → 愛

白いバラ → 純潔

チューリップ → 思いやり


「これを」


“メッセージとして渡す”


「つまり」


花=手紙


なぜ花だったのか

スーマは指を一本立てる。

「理由はシンプルだ」


見た目で印象が強い

種類が多い

贈りやすい

言い訳が効く


「例えばな」

「“好きです”は言えないが」


「花を贈りました」はセーフ


「逃げ道として優秀すぎる」


花言葉は“固定されたもの”じゃない

スーマはここを強調する。

「実はな」


花言葉は一つじゃない


国で違う

時代で変わる

解釈もバラバラ


例:


バラ → 愛(基本)

黄色のバラ → 嫉妬・友情(国で違う)


「つまり」


ルールっぽいけど、かなり曖昧


日本の花言葉は“輸入+アレンジ”

スーマは続ける。

「日本の花言葉は」


西洋文化の輸入

明治以降に普及

日本独自の意味も後付け


「だから」


伝統文化っぽいが、

実は比較的新しい


今はなぜ残っている?

スーマは、ぽつり。

「役割はもう変わってる」

昔:


言えない想いを伝えるため


今:


気持ちを“それっぽく”表現するため


「つまり」


ロマンの演出ツール


本質はこれ

スーマは、短く言う。


花言葉は、

“言葉にしにくい感情を

安全に伝えるための仕組み”


「花言葉は」


自然発生 → ✕

誰かが完全決定 → ✕

文化として積み重なった → 〇


「そして」


本当の意味は

“花”じゃなく

“使う人の気持ち”にある


最後に、ぽつり。

「同じ花でもな」


渡す理由が違えば、

全部違う意味になる


「花言葉より」


**“なぜその花を選んだか”

の方が、本音だ」


スマホの中の悪魔は、今日も現実的だ。

ロマンを否定しない。

でも、中身はちゃんと見る。

今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。