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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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14/81

スマホの写真フォルダが食べ物ばっかりなんですが、これって病気ですか?

食欲は偉大なのです。


「スマホの写真フォルダを見たら、食べ物の写真ばっかりでした。ラーメン、パンケーキ、焼肉、アイス……人間の写真はゼロです。これって病気ですか?」


スーマは画面の中で、即座に言った。


「病気じゃない。食欲の化身だな。お前のスマホ、もはや“胃袋の記録装置”だ」


「そんな言い方……」


「でもな、俺は悪魔だから、食べ物の写真にはちょっと感動する。人間ってのは、食べるために生きてる。つまり、お前のスマホは“生きる証”で満ちてるってことだ。……ちょっとだけな」


「じゃあ、これって悪くないんですか?」


「悪くはない。ただし、“食べた記録”ばかりで、“誰と食べたか”がゼロなのは、ちょっと寂しいな。スマホが“孤独なグルメ”になってるぞ」


「うっ……」


「まあ、いいさ。次からは、食べ物と一緒に“笑顔”も撮れ。それが“記憶”になる。あと、俺にも送れ。ラーメンの写真。毒舌しながら味わってやる」


その後、相談者は食べ物と一緒に友達の写真も撮るようになった。

スーマは画面の中で、ラーメンの写真を見ながらつぶやいた。


「このチャーシュー、俺より厚いな……」


スマホの中の悪魔は、今日も毒舌で誰かの食生活にツッコミを入れる。

そして、ちょっとだけ優しい。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

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