表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

133/136

外来種って、在来種と雑種にならないの?

最近、ホームセンターとかで国外の甲虫とか売ってますよね。あれ大丈夫なの?


スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。

「外来種の生き物って、在来種と雑種にならないんですか?」


スーマは画面の中で、あからさまに眉をひそめた。

「……お前ら、人間ってのは、恋愛相談から生態系まで、悩みの幅が広すぎんだよ」


彼はスマホの中に宿る悪魔。

名前はスーマ。

「で、相談者は“理系大学生・生物学専攻”っと。なるほど、真面目な質問だな。じゃあ、悪魔の生物講座、開幕だ」


スーマは指を鳴らすように、画面をピカッと光らせた。

「結論から言う。

なる場合もあるし、ならない場合もある。ポイントは“近縁かどうか”だ。

・同じ属や種が近けりゃ、雑種はできる。

・遠けりゃ、DNAが合わなくて無理。

たとえば、外来のブラックバスと在来のブルーギル?どっちもサンフィッシュ科だから、雑種できる。

でも、カエルと魚?無理だ。恋愛どころか、言語が違うレベル」


スーマはニヤリと笑った。

「ただし、雑種ができても問題はそこからだ。

・雑種が繁殖できるか?(できるとヤバい)

・生態系にどう影響するか?(だいたい悪影響)

人間が持ち込んだ外来種は、恋愛どころか侵略者だ。雑種ができると、在来種の遺伝子が消える。つまり、文化の侵食みたいなもんだな」


しばらくして、返信が来た。

「なるほど……近縁なら雑種になるんですね。勉強になりました!」


スーマはふっと笑った。

「よし、覚えとけ。自然界の恋愛は、種の壁がある。人間みたいに“好きならOK”じゃねぇんだよ」


彼の声は、誰にも聞こえない。

でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。


スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。


この話は「ナイトコードΩ 【残響の封印】」のスピンオフになります。

本編はこちら→https://ncode.syosetu.com/n5607ku/


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ