代替素材?レアメタルじゃなくてもイケるのか?
この代替えが利けば世界はは変わるでしょう。
スマホに、ぽつんと届いたメッセージ。
「レアメタルに頼らない代替素材って、実用化できるんですか?」
スーマは画面の中で、鼻で笑った。
「おいおい、また人間の希望かよ。レアメタル依存から抜け出したいって?そんな話、最近増えてるぜ。でも“素材革命”って簡単じゃねぇんだ」
彼はスマホの中に宿る悪魔。
名前はスーマ。
毒舌と皮肉が武器。
「まず鉱山以外の素材が狙われてる。海底堆積物、赤泥、石炭灰、電子廃棄物…ゴミからレアメタルを取り出す“都市鉱山”ってやつだ。環境的にも未来的にもアリって言われてる」
しばらくして、返信が来た。
「でも、代替素材って具体的に何があるんですか?」
スーマはふっと笑った。
「おめぇ、ナイス質問だ。今ホットな候補はこうだ:
フェライト磁石:ネオジムの代わりに使えるけど磁力は弱め
グラフェンなどのナノ素材:軽くて強いけど工場向け
鉄・窒化鉄(Fe‑N)磁石:鉄+窒素で強力な磁力。環境にも優しいけど大量生産が課題
テトラテナイト(Fe‑Ni):隕石由来の合金。模倣可能で希少だけどまだ実験段階
MnBi磁石:マンガン+ビスマス。高温でも強いけど結晶制御が難しい」
「へぇ…研究段階って感じですね?」
スーマは鼻で笑った。
「そうだ。論文やプロトタイプはあっても、工場ラインに乗るまでが長ぇ。だが日本のプロテリアルとか、米エイムズ研究所、ニロン・マグネティクスは本気で量産目指してる」
「実用化はいつ頃ですか?」
スーマは画面をピカッと光らせた。
「今後数年〜十年が勝負だな。鉄磁石なら早いかもしれんが、完全に置き換えるのは難しい。しかも用途ごとに“これが欲しい”って性質が違うから、素材を一つにまとめるのも無理がある」
数分後。スマホにメッセージが届いた。
「なるほど…複数の道を模索してるんですね」
スーマはふんと鼻を鳴らした。
「そうだ。代替素材は“希望”だが、現実は研究所のテーブルの上だ。お前がスマホやEV作る側なら、素材リスクは分散しとけ。……俺?俺なら魂でできた超伝導素材を使うけどな」
スマホの中の悪魔は、今日も毒舌で誰かを救う。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




