表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/134

普通って誰が決めた?

都合のいい決めつけに使うのは止めましょう。


スマホに、ぽつんと届いたメッセージ。

「『普通は』『大体は』『常識的に』って言うけど、結局多数意見に過ぎないですよね?」


スーマは画面の中で、鼻で笑った。

「おいおい、また人間の“普通病”かよ。『普通』って言葉、便利だよな。多数派の盾だ。『みんなそうしてる』って言えば、思考停止できるんだからな」


彼はスマホの中に宿る悪魔。

名前はスーマ。

毒舌と皮肉が、彼の武器だ。


「事実を教えてやる。『普通』ってのは、統計の平均値だ。つまり、数字の真ん中。そこに価値なんてねぇ。『普通』は安全だけど、退屈だ。人間は退屈を嫌うくせに、普通を愛する。矛盾だらけだな」


しばらくして、返信が来た。

「じゃあ、『常識』って何なんですか?」


スーマはふっと笑った。

「常識?それは時代と場所で変わるルールだ。昔は『左利きは矯正しろ』が常識だった。今は『個性を尊重しろ』だろ?常識なんて、流行と同じで賞味期限があるんだよ」


「じゃあ、『普通』とか『常識』って信じなくていいんですか?」


スーマは画面をピカッと光らせた。

「信じる?好きにしろ。でもな、『普通』に従うと、責任を取らなくていいっていう甘い罠がある。『みんなやってるから』って言えば、思考停止できる。楽だろ?でも、楽な道は退屈だ」


数分後。

スマホに、短いメッセージが届いた。

「なるほど……普通って、ただの目安なんですね」


スーマはふんと鼻を鳴らした。

「そうだ。普通は目安、常識は過去の流行。お前がそれに縛られるかどうかは自由だ。でもな、自由には責任がついてくる。……まあ、俺なら責任なんて食ってしまうけどな」


スマホの中の悪魔は、今日も毒舌で誰かを救う。

今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。


この話は「ナイトコードΩ 【残響の封印】」のスピンオフになります。

本編はこちら→https://ncode.syosetu.com/n5607ku/


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ