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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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年金って、もう終わってる?

結局、年金だけじゃ平和な老後は無いのですかね?


スマホに、ぽつんと届いたメッセージ。

「年金制度って、破綻してないですか?」


スーマは画面の中で、鼻で笑った。

「おいおい、また人間の不安かよ。『年金が消える』って、そんなホラー映画みたいな展開、簡単には来ねぇよ。でもな、安心できる話でもねぇ」


彼はスマホの中に宿る悪魔。

名前はスーマ。

毒舌と皮肉が、彼の武器だ。


「まず、制度的にゼロになることはない。なぜか?現役世代から金を巻き上げて、高齢者に渡す“賦課方式”だからな。人間が働いてる限り、仕組みは回る。……ただし、回るだけだ」


しばらくして、返信が来た。

「じゃあ、安心なんですか?」


スーマはふっと笑った。

「安心?笑わせんな。給付額は減る方向だ。『マクロ経済スライド』っていう呪文で、年金は物価や賃金より伸びが遅くなる。つまり、もらえる額はジワジワ痩せていく。ダイエット成功だな」


「じゃあ、破綻じゃなくて、痩せるだけ?」


スーマは画面をピカッと光らせた。

「そうだ。ゼロにはならねぇ。でも、生活できるかは別問題だ。今の若いやつら?年金だけじゃ足りねぇ。自分で積み立てろ。iDeCoでもNISAでも、好きな毒を選べ」


数分後。

スマホに、短いメッセージが届いた。

「なるほど……結局、自分で準備しろってことですね」


スーマはふんと鼻を鳴らした。

「そうだ。国は『破綻しない』って言うけど、『楽に暮らせる』とは言ってねぇ。人間って、言葉の裏を読まないと損するんだよ。……まあ、俺なら年金より魂を担保にするけどな」


スマホの中の悪魔は、今日も毒舌で誰かを救う。

今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

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