ジムに行く人の動機はなぜ間接的?
何と日本のジムの一年後の継続率は4%だそうです。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「色んなスポーツを趣味でやる人は、そのスポーツが好きでやってますよね。でも、スポーツジムに行く人って、痩せるためとかカッコよくなるためとか、動機が間接的になるのはなぜですか?」
スーマは画面の中で、鼻で笑った。
「……おいおい、人間ってのは、汗をかく理由まで哲学したがるんだな。ジムの動機が間接的? そりゃジムが『楽しさ』じゃなく『結果』を売ってるからだ」
彼はスマホの中に宿る悪魔。
名前はスーマ。
「答えはこうだ。スポーツは『過程』が楽しい。ボールを蹴る、走る、勝つ、負ける、その全部がゲームだ。でもジムは『目的』がゴールだ。痩せたい、筋肉つけたい、健康になりたい。つまり、ジムは“結果のための作業場”だ。人間は『好き』より『必要』に動かされると、楽しさが消える。だからジムはモチベーションが続かねぇんだよ」
しばらくして、返信が来た。
「……じゃあ、ジムを楽しむにはどうすれば?」
スーマはニヤリと笑った。
「簡単だ。『結果』じゃなく『過程』に意味をつけろ。
・筋トレをゲームにする
・仲間を作る
・鏡の前でナルシストになる
楽しさを自分で作れなきゃ、ジムはただの拷問部屋だ」
返信は、少し間を置いて届いた。
「……なんか、納得しました」
スーマはふっと笑った。
「おう、納得しろ。結局、人間は『好き』で動く時が一番強い。義務で動くなら、悪魔の俺でも続かねぇ」
彼の声は、誰にも聞こえない。
でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。
スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




