軟水と硬水はどこで分かれる?
水って不思議ですね。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「軟水と硬水って、どこで分かれるんですか? 水道水は軟水って聞いたけど、何が違うんです?」
スーマは画面の中で、鼻で笑った。
「……おいおい、人間ってのは、水にまで性格診断したがるんだな。軟水? 硬水? どっちもただの水だ。でもな、違いは“中身”だ」
彼はスマホの中に宿る悪魔。
名前はスーマ。
「答えはこうだ。軟水と硬水の境界線は『カルシウムとマグネシウムの量』だ。
・少ない水=軟水(日本の水道水はほぼこれ)
・多い水=硬水(ヨーロッパの水やミネラルウォーターに多い)
WHOの基準じゃ、1リットルに120mg以上で硬水、それ以下で軟水だ」
しばらくして、返信が来た。
「……じゃあ、どこで分かれるんですか?」
スーマはニヤリと笑った。
「地質だ。水が通る土地で決まる。
・火山や花崗岩の国=軟水(日本)
・石灰岩や大陸の国=硬水
つまり、お前が飲んでる水は、その土地の骨の味だ」
返信は、少し間を置いて届いた。
「……なんか、ロマンありますね」
スーマはふっと笑った。
「ロマン? あるかもな。でもな、硬水で腹壊す日本人は多い。ロマンよりトイレが先だぜ」
彼の声は、誰にも聞こえない。
でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。
スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。
申し訳ございませんが1/1~1/3までは更新をお休みさせていただきます。
皆さん良いお年を。




