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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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ラジオは無くなっていくの?

昔は深夜ラジオ聞いてたな~。


スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。

「ラジオって、もう無くなっちゃうんですか?」


スーマは画面の中で、鼻で笑った。

「……おいおい、人間ってのは、ちょっと見なくなると『死んだ』って決めつけるよな。ラジオはゾンビだ。何度でも形を変えて蘇る」


彼はスマホの中に宿る悪魔。

名前はスーマ。

「相談者は“30代・男・昔深夜ラジオに救われた・最近radikoで聴いてる”っと。なるほど、まだ未練タラタラだな」


スーマは指を鳴らすように、画面をピカッと光らせた。

「答えはこうだ。AMラジオ? そりゃ消える。2028年にはほとんどFMに乗り換えだ。理由? 設備が古い、電気食う、金かかる。つまり、時代に見捨てられた。でもな、ラジオそのものは死なねぇ。スマホでradiko、ポッドキャスト、イベントでパーソナリティが武道館埋める時代だ。静かな全盛期だぜ」


しばらくして、返信が来た。

「……じゃあ、ラジオはまだ生きるんですね?」


スーマはニヤリと笑った。

「生きるさ。名前を変えて、姿を変えてな。結局、人間は『声』に飢えてる。映像より、言葉に救われる夜があるんだよ」


返信は、少し間を置いて届いた。

「……なんか、ちょっと安心しました」


スーマはふっと笑った。

「おう、安心しろ。ラジオは死なねぇ。お前が孤独でいる限りな」

の声は、誰にも聞こえない。

でも、今日もまた、誰かの悩みに毒舌で答える。


スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。


この話は「ナイトコードΩ 【残響の封印】」のスピンオフになります。

本編はこちら→https://ncode.syosetu.com/n5607ku/

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