第95話。セリナとレオとジャンヌ。
前回までの話では、ユリアは久しぶりの単独でドーバー海峡の渡る方法を住人たちに質問していた。
そしてとある旅人と出会って、ある町を聞く。
セリナとレオはジャンヌを探す為に……。
セリナとレオはジャンヌを探す為に市場へと向かっていた。時刻は午前9時半を過ぎた。
レ・アル・デ・リヨン市場へとセリナとレオは来ていた。2人はジャンヌを探す。
時より、ジャンヌに似た子供を見かけるが違っていた。セリナは謝る「ごめんなさいね」
セリナは遠くしかジャンヌの容姿を見てない。レオの記憶を頼りにジャンヌを探すのであった。
市場は沢山の群衆で人混みになっていた。親子連れしかり。旅人しかり。住人たちのしかりだ。
「お母さん、なかなか、見つからないね」
「レオ、リヨンの住人なら必ず居るわ」
「うん!そうだよね……お母さん!」
セリナは微笑む「親子で久しぶりね、レオ」
「うん、お母さん!久しぶり!」
するとレオがある方角に人差し指を指す「あっ!あの子はジャンヌじゃないのかな!」
結構な距離があるが、レオはジャンヌだと気づくのであった。セリナとレオは追いかける。
ジャンヌらしき人物は走っていく。何やら慌ててる様子だ。セリナは疑問に思っていた。
セリナは心の中でつぶやく「もしかして?ここの住人じゃないのかしら?」
セリナはレオに質問する「レオ?あの子はここに住んでるって聞いたかしら?」
「お母さん、それを聞いてたら後を追いかけないよ?」
「それもそうよね、頑張って尾行しましょう」
「お母さん……言い方が……何か怪しいよ!」
だがセリナの言ってる事は間違っていなかった。これは、明らかに「尾行」をしてるからだ……。
2人はある所に到着する、そこは馬繋場だった。
(※馬繋場の説明はしてあるので省略)
ジャンヌ似た女の子は馬車へと向かっていた。そして親らしいき人物と話していた。
セリナは「はっ!」となる。レオを急かすのである。「レオ!早く挨拶に行ってきなさい!」
「えぇ!お母さん!?急に言われても……」
セリナはレオの手を繋いで急ぐのである。これを見過ごししたら永遠に、あの子とは会えない。
ジャンヌは息を切らす事なく父と母にある事を伝える。
「父様……母様……出発まて……挨拶したい人いる」
「ジャンヌ、なりませんよ、兄妹が待ってますよ」
「はは、まぁまぁ、あのジャンヌが言ってるだ」
「あなたは〜毎回ジャンヌにあまいですよ!」
すると声が聞こえてくる「そこの!馬車待てください〜!」
2人組の親子が近寄ってくるのである。ジャックが応対する。
ジャック「君たちは?どなた様かな?見ない顔だね」
イザベル「誰なんですか!あなた、怪しいわねぇ」
レオ「僕はレオです!ジャンヌ待て!」
ジャンヌ「レオ君……来て……くれたんだね!」
セリナ「いきなり申し訳ありません!」
ジャック「おお!ジャンヌのお友達かね!」
ジャンヌ「父様……母様……2人だけで」
イザベル「えぇ!そ、そうね、あそこでなら」
レオとジャンヌは少し離れる。ジャンヌはレオの手を繋ぐ。レオは顔を赤らめる。
ジャック、イザベル、セリナは雑談を始める。
ここからはレオとジャンヌの会話である。
「レオ君……別れ伝えようと……探したの」
「そ、そうなんだね!実は僕もかな!」
「レオ君……あのね……この……お人形さん」
ジャンヌは考える、レオ君を「危険」に晒してはいけないと……。
「この……お人形……大切にするね……レオ君」
「ありがとうジャンヌ!僕も剣を大切にするよ!」
「レオ君……家に……いつか遊びに……来て」
「うん!必ず会いに!お母さんと一緒に!」
「私の……家は……ドンレミ村だよ……レオ君」
「ドンレミ村……ぼく記憶力あるから覚えたよ!」
「待ってる……レオ君……ずっと……神様も一緒に」
「神……?よく分からないけど!うん!」
2人は馬車へと戻る。ジャックとイザベルはセリナとレオに頭をさげる。
ダルク家は馬車へと乗り込む、御者席は使用人に任せてる。ジャンヌは乗り込む前にレオに近寄る。
するとジャンヌはレオのほっぺに軽くキスをする。
レオは顔を赤らめる。初めてのほっぺに「キス」されたからだ。
ジャンヌはレオの母であるセリナにも軽く「キス」をするのであった。
ジャンヌは小声で「神の……ご加護が……ありますように」
ジャンヌは馬車から顔を覗かして手を振る。ダルク夫婦も手を振っていた。
セリナとレオは馬車が遠退くまで手を振ってたのであった。
レオは母の手を握る、悲しい表情になっていた。
セリナが優しく伝える「また会えるわよ、レオ」
「うん、町の名前も聞いたもんね!」
こうしてセリナとレオとジャンヌは別れた。
次回、第96話。次の目的地はカレー港町です!




