第92話。10日目の朝食は……酒を禁止します!
前回までの話では、ユリアは徹夜まで「プリン製造」を考えていた。そのゆえに深夜まで起きていた。
そして早朝では5人が起きてる中でユリアは……。
レオが起こしに来たが、寝ぼけながらサムと間違える。
ユリアは身の回りを済ませて男性陣部屋へ戻る。
いつものように雑談が始まる。時刻は午前7時半。
サム「ユリア姫、徹夜も良いが、早寝も大事だ」
ミランダ「プリンの為だろ、仕方がないのさ」
レオ「お姉ちゃん、いつもの事だもんね」
ジェイコブ「ユリア姫は、朝は苦手なのじゃな」
ユリア「やだ……サム、今「姫」て呼んだ……!?」
サム「ホワイト様の意志を受けつく事が大事だ」
ミランダ「くだらないね!どっちもよいのさ」
レオ「ミランダお姉ちゃん、どっちで呼ぶの?」
ミランダ「あたいは、ユリアて呼ぶからね!」
ユリア「ミランダ、私はどっちでも気にしないわ」
レオ「ところでお母さんが居ないね?」
ユリア「あぁ、セリナなら朝食の予約にいたわよ」
サム「人が多いからな、先に確保か助かる!」
ジェイコブ「新天地に到着したらどうするのじゃ?」
サムは腕を組み考える「村には住まない方が良い」
ジェイコブ「うむ!ユリア姫の為じゃな」
ユリア「私の……為……?それどう言う意味なの?」
サム「あのな、魔法を使う人間は何処にいるだ?」
ユリア「ここに居るけど!?私……あっ!」
サム「魔法を知られ、国に通報されてみろ!」
ジェイコブ「うむ、たちまち異端狩りじゃな」
レオ「えーそれじゃ……ずっと野宿なの?」
サム「だからこそ、考えてるだ、レオ」
ユリア「一つだけ、良い方法があるわ」
サム「良い方法だと?何か良い案でも?」
ユリア「私だけの拠点を作るのよ!自分たちのね」
ジェイコブ「うぬ!なるほど、盗賊まがいじゃな」
レオ「僕たち盗賊の稼業するの……!?」
ユリア「レオ、それ例えて言ってるのよ」
サム「新しい村を建てるて事だ、レオ」
レオ「そうなんだね!僕たちだけの村!!」
ユリア「家を建てる事は魔法で簡単ね」
サム「駄目だぞ?魔法禁止で力仕事で建てるだ」
ユリア「なっ!無理よ!サムしか居ないのよ!」
サム「何を……ここは……み……はっ!」
サムはある事に気付く……それは……。
力仕事が出来る者たち………。
ジェイコブ(お爺ちゃんで体力無し)
ミランダ(酒を飲むと役立たず)
セリナ(ユリアとレオの教育で忙しい)
ユリア(子供)レオ(子供)
これが現状の「仕事出来る奴は誰だ」的な図である。
サムは顔面蒼白になる。現状、サム一人になる。
サム「ユリア姫……その時は「魔法」を使おう」
ユリアは眼差しを向ける「サムお兄ちゃん……うん」
ミランダ「何を、2人で頷いてるだぃ!」
するとセリナが戻ってきたのであった。
セリナ「ただいま〜予約とれたわ」
レオ「お母さん、もう食べに行ってもいいの?」
セリナ「20分待ちになるから下で待ちましょう」
レオは歌いながら食堂に向かう「朝食〜朝食〜♪」
ユリア「レオ、私を置いていくの!待ちなさい」
続いてユリアもレオを追いかけるのである。
ジェイコブ「ワシもついて行こうかのぅ」
サム「やれやれ、先はまだ長そうだ」
ジェイコブとサムは部屋から出る。
ミランダは部屋を出る前にセリナに止められる。
セリナ「ミランダ、朝食の時はお酒は駄目よ?」
ミランダ「わ、分かってるさね!!」
ミランダ「後でサムが、あたいと話があるらしい」
セリナ「サムが!?そう何かしら?」
セリナ「ミランダ、先に朝食を食べましょう」
2人は部屋から出る。6人全員が食堂へと向かう。
こうして10日目の朝食を摂る。
次回、第93話。弟子と弟子だけの雑談。




