第88話。レオを尾行します!母の権利です。
前回までの話では、レオはもう一度、「三つ編み少女」に会うべく。サムに協力をお願い出る。
2時間以上も、探していた。
諦めた、その時……!!
この物語はサムとレオが2人で行動する所から始まる。
レオが母に対してある言葉を放つ。
レオ「絶対についてこないでよ!お母さん!」
サムはレオの手を繋いで何処かへ行ってしまう。
セリナ「はぃはぃ、宿屋で待ってるわね〜」
4人は手を振る。だが4人の表情は何やら………。
するとセリナはユリアに対してつぶやく。
セリナ「尾行しますよ!ユリア!」
ユリア「えっ!?宿屋で待ってるじゃないの!」
ミランダ「っしゃー!恋の……ヒック、行方」
ジェイコブ「ミランダよ!楽しんでるじゃろ……」
ユリア「サムに任せてるからいいじゃない」
セリナ「なりません!母たる勤めですよ!」
ジェイコブ「プリンの素材はどうするのじゃ!」
ミランダ「お爺ちゃん〜だめ〜だめ〜」
ミランダは酔ってる。ジェイコブの肩に腕を置く。
ジェイコブは苦笑いするしかなかった。
ユリアは心の中でつぶやく「この人たち面倒くさ!!」
こうして4人はレオの「初恋」の人を見るべく。
全員が団結をする事になった!?
4人の一行はサムとレオを尾行する。距離を保とうとする。
セリナを先頭にユリア、ミランダ、ジェイコブ。
ミランダ「レ〜オ〜あたいを〜んぁぁあ」
ジェイコブ「ミランダよ?大丈夫かのぅ」
ユリア「飲みすぎて?混乱してるの!?」
セリナ「シッ!サムが、こっちを向きましたよ!」
微かに2人の声が拾える。
サムお兄……?どう……たの?
いや、今、ユ……ア……嬢……気配……。
つい……きた……かな!?
レオ、大……夫だ、約……は守……方だ……う。
う〜ん……うん!そ……だ……ね。
尾行しながらセリナはブツブツとつぶやく。
セリナ「どんな子か定めないといけないわ」
ユリア「セリナ〜まだ子供でしょ、結婚する訳じゃ」
ジェイコブ「10歳から政治結婚もあるのじゃ」
ユリア「10歳から!はぁ〜不思議な世界ねぇ」
ミランダ「ヒック……よし!なら……あたいが……」
一同、心の中でつぶやく『歳の差、結婚かぁ……』
4人は、ときよりバレそうになるが。
巧みに市場の群衆を利用するのである。
あれやこれやで、時刻は午後14時を過ぎた。
セリナ「うちの子を持たせるなんて!」
ユリア「セリナ、レオは「一目惚れ」でしょ?」
ジェイコブ「一目惚れとはなんじゃ!?」
ミランダ「ったく〜!また、そっちの世界の……ヒック」
ユリア「向こうからしてみれば……やめとくわ」
セリナ「うちの子が、勝手に惚れたのね……」
あの……道を……開けて……くれませんか?
ミランダ「あぁ!誰に〜ものを〜……ヒック」
セリナ「ミランダ、失礼でしょ!ごめんなさいね」
ううん……いいの……ありがとう……お姉さん……。
ロング髪の少女とユリアはお互いすれ違う。
ユリアは心の中でつぶやく「ん―どこかで会った?」
4人は市場のお店を見る振りをしながら尾行した。
微かに声が拾える……。
君……?君……は……レオ君……だよね?
あっ!き……きみ……は!!
ときより、サムの声もひろえる。
ば、僕の……名前……知って……たの!?
そこの……お兄ちゃんが……名前。
レオ……俺……少し飲み……買ってくる。
サムは4人が居る方向へと向かってくる。
ユリア「まずいわ!サムよ!サムがこっちに!」
セリナ「ど、どうしましょう!」
ジェイコブ「買い物の振りをするのじゃ!」
ミランダ「ぁ……?さ〜む〜!こっち〜……ヒック」
サム「ほぅ〜これは偶然だなぁ〜尾行かっ!」
呆れた表情で4人を見つめるのである。
ユリア「シーッ!バレるでしょ!サム!!」
セリナ「母の義務がありますよ、サム!」
ジェイコブ「若者の青春を見たいのじゃ!」
サム「まったく……邪魔は無しだからな」
セリナ「シッ!何か話してますよ」
こうしてサムも加わるのであった!
もう一度……名前……教えて。
レオ……僕はレオで……です!
私は……ジャンヌ……よろしくね。
ジャンヌ、すて……名前だね!!
ありがとう……レオもいい……名前。
髪、変えた……だ!似合……るよ!
ほ……本当……に?
これ……ジャンヌ……上げ……と思ったんだ。
私に……くれるの?
う、受け……取って……れるかな?
ありがとう……大切に……する。
これ……あ……る……邪……を……倒してね
あ、あり……とう、た、大……にするね!
ユリア「ちょっと!押さないでよ!バレるでしょ!」
ミランダ「だぁ〜そこは〜告白だ〜ろ!甘い〜ね〜」
セリナ「ミランダ、飲みすぎですよ!」
サム「声が大きいぞ!今、良い所なんだからな!」
ジェイコブ「ええぃ!ワシは耳が遠くて聞こえわぃ!!」
5人はお店の角から顔を覗いていたのである。
するとレオが近寄ってくる。そして一言を放つ。
レオ「もう、終わったよ、食材を買って戻るよ!」
一斉にレオの前に姿を現す一同……。
一同「あっ……はいっ!!」
こうして「尾行」は終わりを迎えた。
次回、第89話。『おはよう』『こんにちは』『おやすみ』を繰り返すです。




