第81話。9日目の朝が始まります!
前回までの話では、ユリアは寝る前にプリン製造を模索していた。そして、セリナのベッドへと潜り込む。
次のターゲットは……ミランダへと……。
ユリアが転移してから9日目の朝が訪れた。今日で一週間と2日になった。早朝の空は明るく、昨日の小粒の雨は止んでいた。今日の天候は晴れていた。
時刻は7時。ユリアは目を覚ます。アクビをする。
ユリアは寝ぼけながらベッドから出る。
始めにユリアは顔を洗う為に水魔法を使う、その時である。セリナがすかざす……。
『バーン』と扉を大きく開けるセリナ「ユリア!今、証拠を掴みましたよ!」
ユリア「び、ビックリしたぁ〜……セリナ!」
セリナ「昨日の早朝、変だと思ったのです」
ユリア「な、なんの事……?」
明らかに目が泳ぐユリア。
セリナ「魔法を使って顔と歯を省略したのね」
セリナはユリアの鼻を人差し指でチョンと触る。
ユリアは心の中でつぶやく「セリナには敵わない!!」
こうしてユリアは一階に下りて顔を洗い。歯を磨きにいくのである。
そして身の回りをして男性陣部屋へと向かう。
いつものように5人は男性陣部屋にて雑談をしていた。
サム「今日の計画は各自で自由にやろう」
レオ「ジェイコブお爺ちゃん〜市場に行こうよ〜」
ジェイコブ「そうじゃな、サムと3人で行くかのぅ」
セリナ「そうね、私たちはお湯に浸かりに行こうかしら」
ミランダ「たしか、身体を洗い流す場所かい?」
ユリアが、思い切り扉を開ける「それて『お風呂』でしょ!セリナー!」
セリナ「以前、ユリアは、そんな事を言ってましたね」
ミランダ「いつものながら寝坊さんだよ」
ユリアは昨日の『プリン』話題で、すっかり忘れていたのであった。
ユリアは喜ぶ、何せ、この一週間、ちゃんとした『お風呂』に浸かった事がないからだ。
(※中世のお風呂事情は既に説明してあるので省略)
昨日も身体を軽く拭き上げるままで終わったユリアたちは朝食の前に隠れお湯へ行く事にしていた。
(※お湯=大浴場。日本で『温泉』が始まったのは、縄文時代に遡る。古代から温泉に入る風習があったのだ)
(※縄文時代。上諏訪温泉で利用されてる事が記録されてる。今の『長野県』である)
ユリアは笑顔で隣に戻って着替え用を準備する。
その後を追いかける。セリナとミランダ。
ミランダ「本当に子供だねぇ〜」
セリナ「嬉しいですよ、ユリアの世界では『毎日』入ってたみたいよ」
ミランダ「毎日!はぁ〜皆で裸を見せ合いかぃ」
ユリア「私の元世界では家の個室にお風呂があるのよ」
ミランダ「こ、個室にお風呂だって!かぁ〜不思議だねぇ」
セリナ「ここの世界とは違うのですね」
ユリア「いつか、この世界も何百年かで実現なるわよ」
ユリア「そうだわ!魔法ストレージにシャンプーと……ボディソープに……」
ユリアは独り言をつぶやくいていた「リンスかコンディショナー……どっち使おうかしら」
ミランダ「あまり、それを他人前で使うじゃないよ」
ユリア「うん、大丈夫〜」
セリナ「そのシャンプーとかリンス?は何に使うのかしら?」
ユリア「むふ、行ってからの〜お楽しみよ!」
ユリアは準備が終わって2人に伝える。
ユリア「さぁー!セリナ、ミランダ〜行くわよ!」
ユリアは満面な微笑みで部屋から出る。
こうして久しぶりの「お風呂」を目指すのである。
次回、第82話。9日目の朝食は…。先に『浴場』よ!




