第72話。8日目の朝食は…。6人です。
前回までの話では、ユリアは魔法の便利性に味をしめていた…。以前より回数が増えていた。
早朝、それを感じていた…。ユリアは。
時刻は午前7時である。今日は小粒の雨が降っていた。ポッポッポッ。と屋根の上から聞こえてくる。
ユリアたちは食堂に集まっていた。朝食だ。
6人は静かに食事を堪能していた。
パン。パスタ。野菜の盛り合わせ。であった。今日の朝食は比較的に軽い方だろう。
するとドナテッロ組長の声が響く「よぉ!朝食か、おはよう!諸君」
フィリッポ「おはようございます、皆様」
セリナが立ち上がる。「おはようございます、ドナテッロ様にフィリッポ様」
サムも立ち上がる。「おはようございます、ドナテッロ組長」
ジェイコブ「これはドナテッロ殿」
レオ「おはようございます!」
ユリア「おはようございます」
ミランダ「ドナテッロ組長、おはよう」
ドナテッロ組長は6人に大事な話しをつたえる。
ドナテッロ組長「俺様たちは、今日を出発する」
サム「えっ!もう出発するのですか?」
フィリッポ「我々の目的はパリですから」
ドナテッロ組長「それにリヨンまでだったろ?」
セリナ「はい、存じ上げてます」
ドナテッロ組長「まぁ、なんだ、別れてのは唐突だからな」
フィリッポ「ドナテッロ様…」
ドナテッロ組長「分かっている、フィリッポ」
ドナテッロ組長「また会おう、同胞たちよ」
ドナテッロ組長とフィリッポは帰っていく。
フィリッポ扉の前に止まり頭を下げて去る。
こうしてドナテッロ組長の交易隊と護衛隊はリヨンを去っていく。
もはやリヨン内で知る人物は…誰も居なくなった。
そして6人でブリテン島を目指せなければいけない。
6人は痛感した。一人が抜けたら、こんなにも違うのか…。と。するとユリアが…。
ユリア「そうだ、お肉を食べようかなー」
そして店主を呼びつけて「鶏の丸焼き!」
店主は頷く。「焼いてきます」
それを見てた5人が驚く。まさか、あの「朝から肉重い!」て言う張本人が!?。とつぶやく。
ユリア「今日は丸焼き、私一人で食べるから!」
レオ「お姉ちゃん、食べられるの!量多いよ?」
ユリア「食べられるわよ!」
ミランダ「はん!なら、賭けさね!」
サム「面白い!俺も乗った!」
ジェイコブ「うぬ!ワシも賭けよう!」
セリナ「食べられないに一票かしら」
ユリア「見てなさい!全部を食べられるから!」
こうしてなぜか…「鶏の丸焼き」を賭ける事になった6人であった。
サム「分かってるな!一週間、皆の洗濯の担当だからな!」
セリナ「まぁ、少しは楽になるわね!」
レオ「お姉ちゃん〜本当に大丈夫なの!?」
ジェイコブ「鶏の丸焼きは量あるからのぅ」
ミランダ「そりゃー丸まるだからねぇ…」
ユリア「私が賭けに勝ったら…自由に飛ぶ権利よ!」
4人は一斉に「飛ぶ?」とつぶやく。
レオ「お姉ちゃん、約束は守ってよ!ぼくの!」
ユリア「わ、分かってるわよ!」
サム「おぃ!飛ぶ…て何だ!!」
ミランダ「聞き捨てならないね!飛ぶ!」
ジェイコブ「魔法じゃな!そうじゃろ!」
セリナ「ユリア、私だけに教えなさい…」
なぜか…皆が興味を引いた…。
こうして8日目の朝食は終わった。
次回、第73話。香辛料、絹、絹糸の取引!?。




