第70話。こうして7日が終わりました。
前回までの話では、ユリアはパーティー経験のせいか「仲間意識」が染み付いていた。
たかが一週間だろう…。だがユリアにとって
大切な思い出でもあった。
そしてドナテッロ組長は本音を吐く。
都市リヨンにて時刻は午後21時を回っていた。
レオ、セリナ、ミランダ、サム、ジェイコブは就寝していた。1人だけ、起きてた者がいた。
それはユリアであった。静かに行動をする。
魔王軍がいる…。そう確信したユリアは躊躇なく魔法を使う事を決める。
始めに廃墟村に戻る事を決めた。光魔法で薄っすらと周りを照らす。
するとレオが起きていた。
小声でレオが話しかけてくる。「お姉ちゃん、どこにいくの…?」
ユリアも小声で話す「レオ、探しにいくのよ」
レオ「ぼくもいきたい!」
ユリア「だめよ、絶対に!」
すると風の精霊がレオの背後から飛び出してきた。
レオ「わぁ!ビックリしたぁー」
風の精霊「ふふーん、いつも皆の近くにいるからね♪」
風の精霊は唄いながら。「少年君♪私と一緒にお話ししょうよ♪」
レオ「うーん…うん!いいよ!」
ユリア「レオ、すぐに戻ってくるわ、後は任せるわね」
レオ「うん、任せて!」
ユリアは魔法の浮遊ホウキを召喚する。そして宿屋の窓から飛び降りる。
すかざす浮遊ホウキにまたがる。そして空高く飛ぶのである。それを見てた。レオは喜ぶ。
レオ「いつか、ぼくも乗せてもらうー!」
ユリアは魔法の痕跡を辿る。転移して以来、本格的に魔法感知を使った事がない。ユリアは。
最初は少し戸惑うのである。なかなか、感知しない…。
もうスピードで廃墟村へと急ぐ。
(✡魔法感知。ユリアがいた、異世界では魔道士たちが簡単にパーティーを組みやすいように、ユリアが独自に編み出した魔法である。)
(※しかし、プライバシー問題になるから。と一般の認定は除外された、一種のレア魔法だ。)
ユリアは、この世界では普通の子供に見えるが。
元々はある国の魔法学校の校長をしていた人物でもある。なので魔法に関する知識は他を凌駕していた。
普通の馬車で向かえば数時間はかかるだろうが。魔法浮遊ホウキならば。
あっという間に数分で廃墟村に到着した。
ゆっくりと降下して魔法浮遊ホウキから下りる。
ユリアは大声で叫ぶ。「ホワイト!どこにいるの!」
返事がない…もう…一度大声で叫ぶ。
それでも返事がない…。嫌な胸騒ぎを覚える。
微かに声が聞こえてくる。
『待っていた…大魔法師ユリアよ…』
誰?。誰なの?。どこにいるの姿を見せなさい!。
半透明の人影が現れる。
『我は…既に…死んでいる…』
ホワイト…そ、ど、どうして…。
『おちつけ…我は…暗黒騎士なり…』
あ、暗黒騎士!?。あの黒龍王の臣下!?。
『大魔法師ユリアよ…案ずるな…か…れ…は』
待って!ホワイトをどこに連れて居たの!。
『い…き…じ…か…ん…だ…』
『…』暗黒騎士の亡霊は消え去る。
ホワイトは生きてる…!?。
ユリアは浮遊ホウキにまたがる。そして空高く飛ぶ。星空を見上げいた。
綺麗な…星空ね…。
よく、パーティーを組んだ時は、フレンド登録したかしら。懐かしいわ、あの頃が…。
魔法感知…どうして上手くいかないの…。
子供の体と関係してるのかしら…。
とにかく、宿屋にもどらないと。
こうして、魔法使い少女ユリアの7日が終わった。
次回、第71話。8日目の朝が始まります!。




