第69話。あいつが居ないと何も出来ないのか?。
前回までの話では、大都市リヨンに到着した。ユリア一行はホワイトの帰りを期待していた。
だがドナテッロ組長は、ユリアの表情を見て、ある事を伝えようとしたが…。
ユリアたちは大都市リヨンで宿屋を借りる事にした。時刻は午後17時を回っていた。夕方になり。もうすぐ夜になる頃だろう。
大都市リヨンの宿屋の数は多い。あの貴族が借りる宿屋もあるぐらいだ。
ユリアたちは比較、安い宿屋を借りる。
ユリアたちは男性陣の部屋へ集まっていた。
普段より静まり返っていた。ミランダが口を開く。
ミランダ「あー腹が減ったね、皆、食べにいくよ!」
ユリア「私はホワイトが帰るまで待つわ」
サム「とにかく計画を立てよう」
レオ「計画てなんの?」
ジェイコブ「サムよ、それはまだ早いではないのか?」
セリナ「いいえ、サムの言う通りです」
ユリア「計画?計画て、なんの計画よ!?」
サム「正直に言おう…ホワイト様が戻ってこれない時のだ」
ユリア「サム!あんたね!まるで…」
レオ「ホワイト様は…帰らないの…!?」
セリナ「ユリア、レオ、話を聞きなさい」
サム「いいか、俺たちの目標はどこだ?」
ミランダ「ブリテン島だろ?そして最北端の」
ジェイコブ「うむ、そこでホワイト殿を待つ事さえも…」
サム「ジェイコブ爺さん、その通りだ」
ユリア「ま、待ちなさい!そ、それじゃ…!」
サム「このまま、目指す!」
ミランダは余りのお腹を空かせたのか。一人で食堂に向かう。ミランダ会話から離脱。
セリナ「そうですね…ホワイト様なら、そう言ってますね」
ユリア「セリナまで…!?探さないの…!」
レオ「お姉ちゃん…」
ジェイコブ「ユリア姫よ…覚悟が必要なのじゃ」
ユリア「分からない…ここの世界は…」
サム「ユリアお嬢、どうしろと?」
ユリアは遂には怒る「仲間意識の事よ!」
怒って隣の女性陣部屋へと戻る。
ユリア…会話から離脱…。
サム「まだまだ、子供だな…」
セリナ「サム…あの子は子供なのですよ」
ジェイコブ「ユリア姫の元世界では…」
サム「ジェイコブ爺さん、元世界とか関係ないです」
レオ「お姉ちゃんの所に行ってくる!」
レオも会話から離脱。
サム「俺たちは「異端者」になってる、ここは利口に生きよう」
食堂ではミランダが一人で座っていた。
ミランダはつぶやく。「ひとり酒かい…」
すると声をかけてくる男性がいた。「俺も飲ませくれないか?」
ミランダは驚く。「ジーノ!なぜ、ここが!?」
ジーノ「おぃ、護衛隊の情報網を、なめるなよ?」
ミランダ「や、やろうてか…ぃ?」
ジーノはミランダの正面に座る。「俺もお酒を飲みたいぐらいだ」
ミランダ「あんたが、払うのかい!?」
ジーノ「それでも構わんさ…」
ミランダ「な、なんか…調子が狂うねぇ…」
2人はお酒を交わすのであった。
女性陣の部屋ではユリアはベッドで丸まっていた。毛布を被っていた。
レオは声をかける。「お姉ちゃん〜夕食を食べにいこうよ〜」
ユリア「いらない…お腹は空いてない…」
レオ「えー!それじゃ…僕は食堂にいくから」
ユリア「はいはい…行ってきたら…」
そしてレオは食堂に向かうのである。
次にセリナが入ってくる。そしてユリアの所に近寄り。声をかける。
セリナ「レオは夕食に行きましたよ」
ユリア「いらない…後で食べにいくから」
セリナ「待ってますからね、ユリア」
そして男性陣部屋ではドナテッロ組長が居た。
ドナテッロ組長、サム、ジェイコブの3人だ。
組長は厳しい言葉を投げかける。
ドナテッロ組長「単刀直入に言うぞ」
ドナテッロ組長「あいつが居ないと何も出来ないのか?」
サム「返す言葉もありません…」
ジェイコブ「ワシらは、少しホワイト殿を頼りすぎじゃのぅ」
ドナテッロ組長「何をそんなに恐れてる?」
サム「そ、それは…」
ドナテッロ組長「お前たちは異端か?」
その言葉にサムとジェイコブは緊張する。
異端者。通報されたら、命がない…。
ドナテッロ組長「いいか、コソコソ隠れる方が怪しまれるぞ」
サム「ドナテッロ組長!?通報は…?」
ドナテッロ組長「俺を誰だと思ってる!」
ドナテッロ組長「俺の商人ギルドは異端者も平等だ」
ジェイコブ「感謝いたそう…ドナテッロ殿!」
サム「感謝を致します…!」
ドナテッロ組長「計画を立てろ、俺も協力する」
こうして今日も一日が終わろうとしていた。
次回、第70話。こうして7日が終わりました。




