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第1話。大魔法師。異世界転移する!?

ファンタジーの世界に住んでる魔法と剣を極めた魔法使いが居た。彼女には数千の弟子達が居た。そして若い弟子達の為にダンジョン攻略へと出向く。そして、そのダンジョンで・・・。 


魔法使いの少女は異世界転移した地球でどうやって切り抜けるのか?この物語はそんな彼女の冒険譚である。

 この物語は異世界を舞台にしたものだ。ある異世界で魔法と剣の頂点に立った者がいて、その者が若い少女として地球に転移する物語である。


「なんだろう?すごく暑い……。夏?いや、違うわ。変ね、私、弟子たちと一緒に……」


 目を覚ますと見知らぬ風景が広がっていた。私は気絶していたの?う、頭が痛い。


 目の前には騎士っぽい鎧を着た数人が私を囲んでいる。明らかに私に敵意を持っている様子だ。私は冷静になって以前の記憶を探ることにした。


 確か、弟子たちと一緒に冬限定のダンジョンに潜って……。そうだ!弟子たちはどこ!?罠が作動してみんなワープしたんだわ!


 少女はふらふらしながらも立ち上がり、とんがり帽子を拾う。そして数人の騎士たちを睨みつけ、杖を召喚する。騎士たちは怯えている。まるでこの世の者ではないものを見るような目つきだ。


「ふふん、怯えてるわね!私の力量を知ればそうなるわよね!もっと怯えなさい!」


 とんがり帽子の魔法使い少女は高笑いしながら騎士たちを見つめる。そんな中、騎士たちは何やら耳打ちをしながら呟いていることに気づく。何人かの騎士は剣を抜いて魔法使い少女に向ける。魔法使い少女は戸惑う。


「ちょっと!あんたたち、私が怖くないの!?」

少女はつい声に出してしまう。しかし騎士たちは言葉が通じないのか、睨んだまま動揺もせず、むしろますます敵意が強くなっていることに魔法使い少女は気づく。


「もしかして!?言葉が通じないの?ありえないわ!私の魔法学語源種族法は全ての種族に伝わっているはずなのに!」


 そして魔法使い少女はあることに気づき始める。「なぜなの!?騎士団は確か全員が魔法の盾を備えているはずなのに……もしかして……私……転移してるー!」

次回、第2話。師と弟子。

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