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全然! 私に興味がないみたいな彼は本当に私の事が好き?

作者: 七瀬







“全然! 私に興味がないみたいな彼は本当に私の事が好き?”





私と一緒に居ても彼はいつも携帯ばかり見て、私の事を見もしない!

彼は本当に私の事が好きなのか?

いろいろ彼の気を引くような事もいっぱいしたけど、、、?

彼は相変わらず、携帯の画面しか見ていない!

そもそも携帯で何を見てるのか?

私が彼の携帯の画面をのぞき込もうおとしていると?

彼は少しムッとした顔で私にこう言ったわ!

“何、勝手に見てんだよ!”

じゃあ、私の事もたまに見てよ。

彼と久しぶりにデートをしても、彼は携帯ばかり見てるし。

いい加減にしてよ! 




『・・・あ、あのさ、せっかく一緒に居るんだから! もっと楽しまない?』

『“十分、楽しんでるけど。”』

『“携帯ばかり見て、楽しい?”』

『まあね、楽しいよ。』

『“こんなのデートじゃないじゃん!”』

『デートでしょ、一緒に居るんだから。』

『・・・それだけだよね。』

『じゃあ、どうしてほしいの?』

『“携帯ばかり見ないで、たまには私を見てよ!”』

『えぇ!? 怒ってんの?』

『当たり前でしょ!』

『・・・なんで?』

『だから携帯ばかり見てるからでしょ!』

『別にいいじゃん! ほら、あれ見てよ? 彼も携帯見てるよ。』

『他の人の事なんかどうでもいいのよ! 今反してるのは私達の話でしょ!』

『・・・わ、分かったよ、携帯をあまり見ないように努力する!』

『本当に? じゃあ、あそこに一緒に行こうよ!』

『あぁ、いいよ。』






・・・この時の彼は、私がああ言ったからあまり携帯を見ないように

してくれていたけど?

家に帰ると、やっぱり携帯ばかり見て私の方を全然見てくれない!

彼はどうして私と付き合ったのかな?

これなら? “女性だれでも良かったんじゃないの?”

たまにふとそんな事まで考えてしまう。

どうか、ちゃんと彼が私の事を見てくれますように、神様お願いします!




『あのさ、俺! 携帯持つのやめるわ!』

『えぇ!?』

『“自給自足の生活がしたいからさ、田舎暮らしをしようと思ってんだよね。”』

『自給自足?』

『“俺と一緒に来てくれないか?”』

『えぇ!? 私が?』

『イヤか? 俺に携帯ばかり見ないでって言ってたじゃないか。』

『・・・で、でも、仕事はどうするのよ! 急に辞められないよ。』

『向こうで新しい仕事探せばいいんじゃないの?』

『そ、そんな簡単に言うけど、無理よ!』

『なんで? 俺はもう携帯は持たないし、これからはお前だけを見るよ!』

『“ごめん、やっぱり私! 仕事は辞められない! 別れて。”』

『嘘だろう! もう少しちゃんと考えてくれよ! 俺もう携帯見ないから!

頼む! もう一度! 真剣にこの事考えてほしいだ!』

『・・・ご、ごめん、無理だよ。』

『そ、そっか、分かったよ! じゃあ、また気が変わったらいつでも連絡

してくれ!』

『・・・ううん、』

『じゃあな! 向こうで俺はいつまでも待ってるから。』

『・・・・・・』






私はこうして、“彼と別れた。”

私はワガママなのかな?

彼が携帯はもう見ないから、田舎暮らしをする為に一緒に着いて来て

ほしいと言ってくれたのに、、、。

“たった一言、【はい】と言えなかった。”

それに彼は、自給自足をずっとしたかったらしい!

でも私は、この街から離れたくない!

この街が私は大好きだから。

急に自給自足したいから? 田舎暮らしをする為に田舎に引っ越す

なんて私には考えられない事だった。

あのまま素直に彼に着いていくという考えも私にないし......。

“携帯ばかり見ないで”とは言ったけど、、、?

そんな極端な答えを私は求めていない!

彼には本当に申し訳ないけど、“私はこの街で新しい彼氏を作るつもりだ!”

それが私にとって一番! いい方法だと思う。

サヨウナラ、私はこの街を離れません!

死ぬまでこの街で過ごします。

“新しい男性ひとと一緒に、、、。”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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