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短編集

僕のシアワセな日常

作者: エリア

僕は森に捨てられていたらしい。そこを偶然通りかかった人が孤児院まで連れて行ってくれたらしい。でも、この孤児院に入れられるくらいなら森で魔物とかに食われたほうがましだったといつもおもう。孤児院に入れられた当初は皆優しくて楽しかった。でも、ここに来て5年、6歳になったとき、僕の日常は変わってしまった。優しかった皆がいなくなり怖い人が来た。それから今日までの4年間ずっと食事も衣服も満足に与えられないまま働かされていた。そしてこれからも、、、、


ーーーーーーーー


死ぬまで働かされると思っていた僕たちはある日救い出される。この国の貴族で、王家の血をひくアグレース公爵家の手によって。救われたと思ってぼくたちはとても喜んだ。公爵家の人のおかげでお腹いっぱいご飯が食べれたし、きれいな服も貰った。僕たちの中で、アグレース公爵家を信用しない人はいなくなった。そんな時アグレース公爵家の人が僕を呼び出した。


ーーーーーーーー


部屋に入ると全てがキラキラしてみえた。

「おいで。」

公爵家の人が優しく声をかけてくれたのでそっちに行き、そこで沢山お話しした。そのなかで僕を公爵家の長女にあたるクレア様の従者にしてくれると言ってくれた。その後すぐ帰らないと行けなくなったけど、2日後に迎えにきてくれる事と誰にも話しちゃだめな事と言われた。だから誰にも言わず2日間で支度をして待っていた。2日後、迎えに来てくれたので馬車に乗って公爵家に向かった。


ーーーーーーーー


、、、、公爵家の人はやさしいという気持ちはすぐ消え去った。敷地内に入った瞬間公爵家の人に殴られ、蹴飛ばされた。

目が覚めるといつものやさしい人に戻っていた。あれは夢だったんだ、そう思った。主となるクレア様にご挨拶して執事の人に仕事を教えて貰った。


ーーーーーーーー


クレア様(お嬢様)のことを知るたびお嬢様の事しか考えられなくなる。たまに殴られたり、蹴飛ばされたりするけれど、そんなのどうでもいい。お嬢様のそばにいられるなら。

そんなことを考えながら今日もお嬢様の元へむかう。この時間ならまだ起きていない。起こすことから僕の仕事だから。それだけじゃない、お嬢様を着飾るのも、お嬢様に付き従うのも、お風呂に入れて差し上げるのも、安全を確保し守るのも、僕が、僕だけがやればいい。他の奴なんかにやらせない。絶対に。


ーーーーーーーー


僕は壊れたのかもしれない。普通の人に殴ったりしてくる人を敬愛するのは無理だと思うから。でも別にいい。お嬢様の下に居続けられるなら。

そう思って僕は目を閉じる。(現実から目を逸らす)

これでしあわせに生きていくために。、、、、、、、、しあわせ?シアワセ?幸せ?しあわせってなんだろう。僕は今シアワセ?

暴力に耐えられず現実から目を逸らし続けた少年のお話。

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