表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元奴隷魔王の永久魔法  作者: 陽宮 勇義
第一章
3/13

第三話 少女の自己紹介

 そこにいた少女が部屋に入ってきた。

 少女は部屋の中をある程度見渡すと真っ直ぐとこちらを見る。

 こちらを見る少女の目を見ればその少女が光に見えた理由がわかった。

 (一目瞭然だな。)

 その紫色の目には未だ希望が残っておりその暗い紫色の髪は整っていて最近ここにきたのだと分かる。

 何よりこちらに気を使っているのかそれとも不安を隠そうとしているのか、分からないが笑顔であった。

 (こんな優しい笑顔は何年ぶりに見ただろうか。・・・・でもその笑顔もすぐに・・・・・)

消えるのだろと思っていた。

 だがこの部屋に入って数秒たっているとゆうのに顔色一つ変えない。

 この部屋は常に魔力を奪われ並みの魔導士でもすぐに気分を悪くするましてやこんな子供が数日と持つはずがない。

 バァタン!!

 開いていた扉を少女が閉めた。

 その時にはもう笑顔ではなかったが明るい顔をしている。

 (フゥッ、これでは笑顔と何ら変わらないな)

 すると少女が軽く深呼吸を始めた。

 (ついに気分が悪くなったか?・・・いや、そうではないらしいな。)

 少女は深呼吸を終えると口を開いた。

 「私の名はティア ライト クローバーです。 貴方のお世話をすることになりました。以後よろしくお願いいたします。」

 少し驚いた、こんなところで自己紹介をされたのは初めてだった。

 これまでここに来ていた人間は自己紹介する余裕などなかったのであろう。

 仮にあったとしても無理やり世話をやらされているのだ、やるわけがない。

 それなのに何故少女はしたのだろうか。 

 だが少女はそれどころか

「ねぇ、貴方のお名前は?」

こちらの自己紹介までを求めてきた。

「・・・・・」

しかし名乗る気はない。

(数日ほどしか生きられない人間に名乗ってもむなしくなるたけだ)

 だからオレは名乗る所か口をきかないつもりだった。

 それを察したのかティアは軽くため息をつき

「ハァ、お食事を運んできます。」

このまま部屋をあとにした。

(見た目からしてティアは四つか五つほど年下などだろうが、これではどちらが年下か分からないな。)

主人公はティアが1ヶ月以上生きるのを知りませんwww。

まぁ部屋から出れないので仕方がないのですが。

今後ともよろしくお願いいたします


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ