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牽制する第二王子

「……なぜ君までここに?」

「そりゃもちろん、他人の部下を強奪しにくる不届き者を追い返そうと思って?」


 ヘンリエッタが宮廷魔術師に復職して王宮に自分の個室を与えられ、そっちに移ったこともリサーチ済みか。彼女の新しい部屋へ過たず訪問しようとしたハイラントを早朝の廊下で捕まえたアイオンは、異常なことをしているのはそっちだと知らしめるように気だるげに立った。

 しかしアイオンが待ち構えていたことに驚かれること自体心外だ。ヘンリエッタはアイオン付きの宮廷魔術師であり、ここはアイオンの従者が寝泊まりしている領域だっていうのに堂々と侵入してくるほうがどうかしている。

「先回りされてたか。正直陛下が君の肩を持つとは思わなかった」

 ハイラントは自分の行動が読まれていたことに一瞬困惑を示しはしたが、すぐ気を取り直して静かなまなざしでアイオンを見た。自分の優位を確信している人間特有のやけに凪いだ目だ。自分のほうがより多くの情報を握っているという自信があるのか。

「王太子様の優等生らしからぬご乱心ぶりには敵わねぇだろ。陛下もあんたの考えてることが分かんねぇってよ」

「……どうして突然心変わりをされたんだろう、あれだけ君を冷遇してきたのに。仕事で少し手を借りていたら、陛下の魔術がヘンリエッタを転移させたものだから昨日は驚いたよ」

 少し手を借りていた? 白々しい。アイオンははっと鼻で笑う。

「驚く? 母親が味方してくれなくて弱気にでもなったのか?」

「君こそ母親が味方してくれて浮かれてるのか? まぁ気持ちは分からなくもない。ヘンリエッタは君よりも私を優先したんだろう? 今日も君たちが王宮に留まっていることがなによりの証拠だ。そういう状況なら、陛下の力添えはさぞ心強く感じるだろうな」

「地金が出てきたなあんた。奇行が噂になる前に改めたほうがいいぜ。二十年以上も被ってきた特大の猫を、俺との小競り合いでうっかり台無しにしたかねぇだろ?」

 誰かのおかげで鍛えられた軽口で言い返しながら、不快感で気分がささくれ立ってくる。兄とは長らく没交渉に近い関係だった。ヘンリエッタと同じようにアイオンも彼の真意を読めずにいたが、こうして予測が的中した今、実際に相対してみてピンときた。

 ――この態度は妙だ。自信があるとかそういうレベルを超えてる気がする。ヘンリエッタに対してなにか絶対の権利を持っているとか、彼女との間に何者の介入も許さないよっぽどの秘密があるかのような振る舞いに見える。

 んなバカな話があるか。自分から別れを切り出した元婚約者相手にこうも支配的になれるなら、そいつは異常者だ。

「第一あんた、こっぴどく振った元婚約者に今さら言い寄ってどうするつもりだ?」

「これは私たちふたりの問題だ。彼女と話させてくれ」

 ハイラントが焦れたように一歩踏み出す。

 アイオンはどこ吹く風で答える。

「だからやましいところがないなら正規の手続き踏めっつってんだよ。夜中に女の部屋に突撃したり朝一で迎えに行ったりすんのは控えめに言っても危険人物だ」

「君は彼女の意向を無視している。いくら上司でも部下の人間関係に干渉する権利はないよ」

「地位と権力を兼ね備えた悪質ストーカーから守ってやる義務はあるだろ。そうじゃなくても俺あいつのこと好きだからな、どのみち邪魔はするぜ。あの剣術大会のときみたいに廊下のど真ん中でぶちのめされてぇなら止めはしねーけど……そろそろ人通りが増えてくる頃だ」

「……」

「ハイ、時間切れ。お引き取りくださいねー」

 面倒くさそうにしっしっと手で追い払う仕草をすると、ハイラントはまるで弟のワガママを寛大に許してやる兄のように「分かったよ、今は君の顔を立てよう」と溜め息をつき、廊下を引き返していった。捨て台詞までたっぷりムカつかせてくれるもんだ。


「わー……ホントに帰しちゃった……」

 ひょっこりと部屋のドアから顔を覗かせたのはヘンリエッタだ。その「帰しちゃった」は感嘆なのか残念がっているのか気になるが、自分のためにも追及しないでおく。

 アイオンは凝った肩を軽く回し、

「やっぱ寝てなかったか」

「……私に内緒で待ち伏せなんてして、追い返すくらい自分でできたのに」

 いや出来ねぇだろお前。とドストレートに反論したが最後、図星を指されて気まずそうに黙り込まれるのが関の山だ。それを見たこっちもダメージを受けるのは目に見えているので、アイオンは声には出さない。

「確かに兄貴の考えを知りたいっていうお前の希望は呑んだが、面と向かって問いただす役は別に俺でもいいだろ。……それともなんだ、俺が来てなきゃこんな時間からでも部屋に入れてやってじっくり話し合ってたか?」

「まさか、話し合うにしても時と場所くらい選びたいよ」

「だったらこんなときくらい最初から周りに頼っとけ。ちょっと萎れてるときのお前って案外可愛げあるし、頼られた側も嫌な気はしねぇよ」

「しっ……おれてない! けど!?」

 昨日はベッコベコに凹みきってアイオンに運命丸投げしようとしたくせに、今朝はまだギリギリ弱味を見せまいと意地を張ってくる。ワケが分からん。そういう他の人間には見せない顔をアイオンにだけ見せるのに、まだハイラントが好きだとか言われても全然納得できないんだが。

 とはいえ収穫はあった。

 あの異様な態度、ハイラントは単なる打算のみで再プロポーズをかましやがったわけではないらしい。初めは突如舞い戻った大魔女を調査したり操縦しようと必死に計算を巡らせているのかと思ったが、あれは違う。彼はこうなって当然とでも言いたげで、特別な策などなくても自分とヘンリエッタは収まるべきところに収まるんだと確信しているような様子だった。

 王太子としての使命感から来るものでも普通に惚れているのでもない、なにか不気味な執着のようなものがハイラントの奇行の根源にある。

「……」

 アイオンはヘンリエッタに自分の見立てを伝えるべきか少し迷い、言わないほうを選んだ。アイオンの印象を聞かされただけでスムーズに鞍替えしてくれるような女なら苦労していない。彼女が自分で同じ結論にたどり着いてくれない限り、アイオンの望む結果は手に入らないだろう。

 アイオンは後ろ頭を掻き、

「つーか事情を知ってて気兼ねせずこき使える人員が足りねぇんだよな。少しの間南部の仕事をドラクマンとマリオネットに預かってもらって、イースレイたちをこっちに呼ぶか。こんなのが続いたらそのうちマディあたりが兄貴を刺すぞ」

「さ、さすがにナイって……」

 ヘンリエッタはアイオンの半ば本気の言葉にはははと乾いた笑いをこぼし、

「でも今日はもう連行されずに済むだろうし、一日アイちゃんのそばにいられそうかなー」

 アイオンはふんと鼻を鳴らす。

「いるのが当然なんだよ。自分が誰の部下ってことになってるか言ってみろっての」

「ふふふ、アイちゃんの部下!」

「……調子の良いこと言いやがって……」

 キツイ出来事が続く中で唯一降って湧いたラッキーだとでも言うように、めちゃくちゃ嬉しそうに答えられるとあまり強く言い返せない。



 三日後にはヘンリエッタの帰還は王都中に知れ渡り、さっそく正負どちらの反響もあった。新聞だけに限っても「死んだはずの大魔女が復活し宮廷魔術師に再登用!? 王家は弱味でも握られているのか?」という見出しのものと「護国卿アルトベリ亡き後の国防に光明か? 大魔女奇跡の復活」という見出しのものが同じ通りで売られている始末だ。

 ヘンリエッタはアイオンのそばで働いている。アイオンが進んで防波堤になってくれるので、あれ以来ハイラントがヘンリエッタの私的な時間と場所に攻勢を掛けてくることはなくなったが、仕事中にすれ違ったりすると必ず話しかけられるし、距離を隔てていても目が合っただけで微笑みを向けられる。王宮内でも彼のそうした奇行が次第に噂になり始めた。曰く、王太子殿下は弟君に取られた途端に元婚約者が惜しくなったようだ、とかなんとか。


「噂と噂が合体してものすごい泥沼三角関係ってことにされてるぅぅう……!」

「可哀想に……」

 ワイヤードの執務室へ書類を届けるついでに愚痴をぶちまけると、しみじみ憐れまれた。この人のことだからもうちょっとのほほんと受け流されると思ってたのに、そう真剣に寄り添われるとかえって惨めさが増すものなんだな……。言わなきゃよかった。

「まぁでも、泥沼三角関係というのはあながち間違いでもないですよね? ハイラント殿下も今さら虫の良いことじゃありませんか」

 ワイヤードが珍しく危ない発言をするのでヘンリエッタは面食らった。

「団長までハイラントが本当に私になびいてると思ってるんですか? アイちゃんがそういう心配するのはまぁそのー……まだ分かりますけど……」

 実のところ、当のヘンリエッタでさえあの再プロポーズには懐疑的なのだ。

 それでもまだ理性の裏側で諦めの悪い自分が懲りずに色めきだとうとするのは――人情として仕方ないってことにしよう、うん。でも決して真に受けちゃいない。


 未練を弄ばれているに等しいこの状況が、忌み嫌われたり関心すら寄せてもらえないよりマシなのかは正直判断がつかないけど、割と冷静に現状を分析できてるつもりだ。

 自分自身を餌に大魔女という戦力を再びこの国につなぎ止めようとしているのか、はたまたこの復活劇に関与した者を聞き出そうとしているのか……死に別れたときの状況が状況だったから変に思い詰めちゃったって線も捨てきれないな。いずれにしてもあれはまず恋愛感情由来の行動じゃないだろう。

 結局私はひとり勝手に盛り上がってただけで、ハイラントに好かれるようなことはなんにも出来なかったし、幸せにも出来なかった。そばにいても怯えさせて不幸にするだけ。……まして結婚なんか、とうてい無理だ。


 するとワイヤードは憂い顔でかぶりを振り、

「私のひいき目を抜きにしても、実際貴族たちはハイラント殿下の豹変っぷりを危惧していますよ。ヘンリエッタ、王宮の春といえばなんですか?」

「? 風物詩の話ですか?」

 唐突にクイズを出されて首を傾げるヘンリエッタに、ワイヤードは「ヒントは適齢のご令嬢です」と人差し指を立てる。腑に落ちたヘンリエッタはぽんと手を叩き、

「春にくるレディの一大事……社交界デビュー?」

 十代後半にさしかかった良家のご令嬢たちは大金をかけて教養と豪奢なドレスを身につけ、参内して女王陛下に拝謁する。そうやって社交界に足を踏み入れる資格を得るのがデビューという行事だ。昔は女性の成人を認める厳粛な儀式という向きが強かったらしいが、今はレディたちの夫捜しの支援も兼ねて王宮での舞踏会とセットになっている。

 ワイヤードは頷く。

「そう、今年の拝謁式は明日ですね。貴族たちは明日の晩の舞踏会をハイラント殿下の実質的なお見合いの場にしてしまうつもりなんですよ。あなたが不在にしていた三年間なんだかんだハイラント殿下の縁談はまとまらずじまいで、貴族間の争いも膠着状態に陥ってましたけど、あなたが生きて帰ってきた上になぜか殿下があなたに言い寄り出したもんだから、もう大わらわなんですって」

「……お見合い……」

 そっか、お見合いか。

 そうだよね。王太子がいまだにフリーってのがおかしいんだ。

 ハイラントは私じゃない別の人と結婚して幸せになる。そうなるべきだ。分かりきってた未来が目前に迫っていることに戸惑いはしたものの、思ったより動揺は長引かなかった。


 ……考えてみれば、明日の舞踏会はハイラントに正気を取り戻させるチャンスかもしれない。


 苦い気持ちを呑み込んでへらっと笑う。

「貴族連中もたまにはいいことするじゃないですか! ハイラントもこれを機に目を覚ますでしょ、やー良かった良かった!」

「ヘンリエッタ……」

「あ、じゃ私そろそろ戻るんで! こっちのことはあんま心配しないでくださいねっ!」

 もの言いたげなワイヤードをにこにこ顔で押し切って執務室を後にする。

 大丈夫、舞踏会の件はむしろ良いニュースだった。もう無理に話し合いの場を持たなくたって、縁談にハイラントがどういう答えを返すかで彼の真意はほぼ測れるし、このまま舞踏会で未来の王妃にふさわしいレディを見つけてくれるならそれが最善だもの。

 だいじょうぶ、……あれ?

 そういえば舞踏会って、アイちゃんも参加すんの?


 つかつかと動かしていた足の動きが無意識に鈍る。

 え、そうなのかな? あり得る話ではあるよね? もしかしてさっき団長が言いかけたのってアイちゃんの舞踏会参加の件だったりする?

 なんか……なんで私焦ってるんだ?

 アイオンの執務室の前まで来て、扉を開けるのに一呼吸置く必要があった。

 謎の焦りを落ち着けてから「ただいまー」といつも通りの声音で入室する。と同時に、

「ヘンリエッタ様!」

 と聞き覚えのある嬉しげな声がした。

「本当にお戻りになられてたんですね! もう、死んだなんて大嘘じゃないですか……!」

 おやと顔を上げた先にいたのはウーレンベック――ヘレネー司教率いる「髑髏の聖痕」の修道女だった。三年経っても豊かな若草色の髪の美人は記憶の中の彼女のままで、ヘンリエッタは思わぬ再会に歓声をあげる。

「うわー懐かしい! 久しぶりですね、お元気でした? 子どもたちはどうしてます?」

「ベックもマヤもケラーも元気にしていますわ、相変わらずやんちゃしてます。実は今回私について王都に来てるんです。三人がかりでせがまれてしまって……社会勉強にもなるし、いいかなと思って折れてしまいました」

「あは、あの子たちらしいなー」

 ブランクを感じさせない女どうしの世間話に口を挟めずにいたアイオンが、ここでようやく「おい」と面倒くさそうに声を発する。

「雑談は後にして仕事の話に戻らせろ。ウーレンベックは謁見希望者としてここに来たんだから」

 謁見……そりゃそっか。知り合いだからって観光がてらに立ち寄れる場所じゃないもんね、ここ。

「ヘレネー司教領でなにかあったんですか?」

 南部行政監督庁の仕事は今イースレイに任せているが、彼が自分に裁量がないと判断した案件は王都にいるアイオンに回ってくる。彼が南部に戻らず王都でグズグズしているのはヘンリエッタの希望に合わせてくれているからなので、ちょっと責任を感じるところだ。

 単刀直入に訊ねられたウーレンベックは発言しても構わないかアイオンの顔色を確かめてから、

「いえ、今回うかがったのは領地の問題ではなく教団の活動のことでして、ヘレネー司教は高齢ですから私が使者として参りましたの」

 彼女の所属している「髑髏の聖痕」は祖霊を信仰する教団で、原始祖霊信仰まで遡ればその歴史は長い。司教領という明確なテリトリーもあるし、宗教活動は祖霊を祀ることが中心だからトラブルは起きにくいはずだけど。

 ウーレンベックは用意してきた書類をアイオンに差し出す。

「最近になって原始祖霊信仰の遺跡群が発見されたんですが、その場所がそちらです」

「思いっきりよその領地だな」

 アイオンはそこに書かれた地図を見て言う。離れていた間に身長差を離されてしまったヘンリエッタの位置からはよく見えないが、背伸びするのもなんだかシャクで「ふむふむ」と納得顔をしておく。

「そうなんです。ヘレネー司教領内なら問題なかったのですが、こうなるとその領主様に発掘権をいただかなくては遺跡の調査ができません。でも……」

 言いながら、ウーレンベックは書類をもう一枚出してくる。

「交渉にうかがったところ、領主様に『この辺り一帯は農地造成の予定地に入っているからいくら出されても発掘権を与えることはできないし、遺跡を保全する義務もうちにはない』と撥ね付けられてしまい……。以来とりつく島もなく、このままでは調査もさせてもらえないまま遺跡が破壊されてしまうので、南部行政監督庁に相談させていただいたんです」

 もう一枚のほうにはその農地造成予定地の地図が描いてあるらしい。アイオンは二枚の書類を見比べて、

「この規模の農地造成なら領主も本気だな。より多くの領民を食わせてくのに作業を急ぐのは理解できる。遺跡の調査ってのは時間がかかるんだろ? 発掘許可を出したが最後、遺跡と『遺跡があるかもしれない』場所に手を着けられねぇまま今年の冬が来ちまう可能性を考えると、ぶっちゃけ妥当な判断じゃねぇの? あんたらもよその領民なら冬を越せないヤツが出てもしょうがないとはなんねぇだろ」

「あ……はい……もちろんです……」

 ド正論を浴びせられたウーレンベックがしおしおと縮こまる。知り合いだからって仕事で甘い顔はしないのがアイオンだ。立派になったなー。

 とはいえウーレンベックもこう返されることは想定内だったはずだ。分かっていてもヘレネー司教の手前アイオンを頼らないわけにもいかなくてここまで来たんだろうから、このまま突っ返したらウーレンベックがヘレネー司教に責められる。それはなんだかなぁ、私が生きてたこと喜んでくれた数少ない人ではあるし。

「ねぇ遺跡の発掘って……」


「失礼」


 ヘンリエッタが助け船を出そうとしたとき、申し訳程度の声かけとともに誰かがドアを開けた。

 扉に背を向けて立っていたヘンリエッタが振り返るより先に、目の前のアイオンの表情がさっと隠しきれない剣呑さを帯びる。……え、あ、待って。

「その遺跡発掘の件で、少し話し合いたいんだけれど」

 ヘンリエッタの察したとおり、入室してきたのはハイラントとギャレイ宮廷伯だった。


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