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第3話 畑を作ろう

 畑を作るということで家の裏に到着した。


「あー、たしかに荒れてますね。てか広いな」


 一面雑草、大小の石、木など畑とは言えない様相になっていた。


「うーん、とりあえずきれいにすればいいのかな。道具はインベントリに入っているのか」


 インベントリの中には、最低限の農具といくつかの種、お金が2000Gゴールド入っていた。


「まずは鎌を使って雑草を刈るか」


 俺は、インベントリから鎌を取り出して近くに生えている雑草を刈り取る。すると、インベントリに雑草×1が入った。


「雑草の根元は消えたな。根まで掘り返す必要はなさそうだな」


 めんどくさいところは簡略されていそうだな。無駄にリアル志向なゲームだと掘り返す必要があったが、このゲームは違うようだ。めんどくさいことをゲームでしたくはないためありがたい。


 雑草を刈りつつおちている石や枝は拾いインベントリに突っ込んだ。インベントリの容量制限は無いらしく、何も考えずに邪魔なものはインベントリに突っ込んでいく。


 すると、ピロンと電子音が流れいくつかのスキルレベルが上がったことが書かれたログが表示された。


「ん?スキル?あー魔法があるからスキルもあるか。てかステータスとか確認していないな」


 俺は、メニューウィンドウからステータスを選び表示した。


----------

名前:コウタ

HP:101/101

MP:10/10

ST:80/101

STR:11

DEF:10

INT:10

RES:10

DEX:11

AGI:10

LUK:10

スキル

歩行:1

会話:0

鎌:1

採取:1

----------


 んー、ステータスはほかのゲームと一緒の扱いでいいのかな。スキルはどうなのかな。俺は詳細が見れないかと思い、歩行をタッチしてみる。


----------

歩行:歩くと育つ。HP、STに補正がかかる。

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 つまり、レベルが上がるごとにHPとSTの上限が上がるってことか。他のスキルも同様のことが書かれており、会話はRES、鎌はSTR、採取はDEXに補正がかかるようだ。


 まぁ、すぐ戦闘があるとかじゃないだろうし気にしなくてよさそうだ。スキルのレベルアップ通知も設定からオフにしておく。


 ある程度周辺がきれいになったので次はクワで耕し、インベントリに入っていたカブ、ジャガイモの種を植えていく。


 水やりは以前にも使われていたであろう蛇口のついた石でできた直方体のオブジェクトからじょうろへ水を入れ、畑にまいていく。


 一通り畑作業を終えて時間をみると20時を過ぎていたため、今日はいったん終わることにした。





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