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§エピソード 3 黒竜との対面

国の状況確認とドラゴンとの対面

このことでなつきは武器を手に入れる

では、本編スタートです。

その日、私たちは王城の一室に泊まり明日からの行動の予定を考えた。


まず、王としての確認点として、この国の経済状況として食料状況と国の貿易状況

そして、竜騎士としての竜討伐?違った。

黒竜に竜騎士として認めてもらう。


近々に行う行動としてはこんなところだろうか。

あとは、当面の資金調達として、冒険者ギルドへの登録だろうか。


そんなことを考えていると、ミクさんが「ねぇ、この城温泉あるんだって入らない」

「くん、くん」思わずニオイを嗅いだなつき「そうね。はいりましょう」

私がそういうと、なつきに「残念だけど、温泉は1つだから、なつき君は私たちの後ね」

私たちが温泉から上がると入り口に半分寝たなつきが入り口に座り込んでいた。

私は思わず「覗いていないわよね」などと言うと

なつきは「あ~しまった。ここは覗くが正解かぁ~」

「あほ、不正解だ」

しばらく部屋でミクさんと話していると

「やっぱ、日本人は風呂だよなぁ~」などと言いながら風呂上がりのなつきが入ってきた。

「あのな、なつきその下着のみの格好はどうかと…。」

「いいの、普段はなにも着ないのを我慢してあげてるんだから、それに下着なんて見慣れているでしょう。」

なつきは照れながら「まぁ、俺がいるときはそうだが、お前裸族なのか…。」

などと、他愛もない会話の後、明日の行動予定をみんなに伝えてその日は、眠りに付くことにした。


朝食の後、王城に当庁した摂政に国の経済状況を聞くと

驚くことに、経済・食料事情特に問題はないとのこと


あるとすれば、諸外国の問題のみだった。


交戦的な、魔王国の魔王が代わり新魔王はエルフ国に宣戦布告状態、私たちの国とは

交易が停滞状態とのこと。


その為、交易は若干落ちているとのこと


まずは、交易を魔王国、エルフ国との交易開始を当面の目標でありことを摂政に伝えた。


摂政は「では、交渉の為使節団を送るように致します。」

「それで、この後、王女様は如何のご予定で?」

「私たちは、黒竜の所にに向かいます」

そう伝えると、「黒竜ですか、では、騎士数名をお供ください」そういうと摂政は部屋を出て行った。


「どうする。このまま、黒竜の洞窟に向かうか」となつきは言うと

私に返事を求めた。「そうね。行きましょう」


黒竜の洞窟は、「王都を出ると1.5km程、森に向かうと切り立った岩の所に入り口はあった。

「ここの中に黒竜がいるのね。」と私が言うと、ミクさんは「そうだね」とうなずいた。


入り口に立っていると中より、初老の紳士が出てきた「これは、めずらしい。竜騎士殿ですか」

「黒竜、エルバイド様が中に居りますのでご案内いたしますぞ」

そういうと私たちを奥へと案内した。


黒竜の前に付くと、黒竜はなつきに「これはこれは、竜騎士殿名は何という」

なつきは「竜騎士なつき」と大きな声で黒竜に名乗った。

「なつき殿か、では我に一撃を与えて見せよ、さすればわれらが王と認めよう」

と言うなり、なつきに攻撃をしてきた。


驚くことに、なつきは難なく攻撃を交わし、黒竜に向けて魔法で氷の矢を放った。

「ええ、なつきいつの間に魔法が使えるようになったの?」

竜騎士ギルドのギルド長に教えてもらった。


などと言うと今度は剣で黒竜の頭に一撃を加えた。


「がははは、参った!」

「やるではないか、まさか魔法の効きにくい我に魔法を放ちどうせ効かぬと思う隙に、剣で攻撃とはなかなかやるな」

そういうと黒竜は、手にしていた玉より光が輝きその光はなつきの首に竜騎士の証のネックレスを

与えたのだ。

「これで、汝なつきは、我をいつでも召喚出来よう。もちろん我ら一族全てを召喚できる。と言いたいが残念だが、我より離反した暗黒竜は今、新魔王と縁を結んだ故にあいつは呼べぬがな」


決戦と言うほどの死闘はなかったが、それでもなつきはそれなりに体力を消耗していたようだった。

それでは、と言い、この場所を去ろうとした私たちに、黒竜は、「そこの新女王またれよ」

お前に、この「竜の杖、ドラゴンロッドを授けようと言い」いつの間にかに私の手には

ドラゴンロッドが握られていた。


城に戻った、摂政は、「王女、護衛を付けるといったのになぜ、黙って行かれたか。ん、その杖は…」「もしかして、ドラゴンロッドですか」

確かに「私の手には、竜の頭が彫られ杖を持っていた。」

「黒竜殿に認められましたか」若干あきれ顔で摂政は言ってきた。

「そうでした、王女が出かけているときに宰相殿が戻られてきましたのでこちらに」と言うと私たちを一室に案内した。


「王女様こちらが、宰相のアラン・グラン宰相殿です」と言うと部屋を出て行った。

ちょっと、強面のアラン・グラン宰相は、「これは、お初にお目にかかります」と私に向かって深々とお辞儀をしてきた。

「まず、摂政に言いつけておりました件、早速、魔王国、エルフ国へ使節団を送りましたので

1週間後には返事があるかと思います。少々お待ちください。

後、今週中には、民はへ、新王女の戴冠式を行い各国へ新王女が戴冠したことを伝えます。

まず、ドレス、王冠、杖の準備を行いますが希望は御座いますか。

ん、その杖はまさかドラゴンロッドですか。既に杖はお持ちでしたか。」

「あの、これそんなに価値があるの」と私は、アラン宰相に聞いた。

「そうですな、その杖を売れば、一生楽が出来ましょう。また、その杖は、覇王の証でもあります。

一振りすれば、一国を燃やし尽くすともいわれております。」

なんと、物騒なものを渡してくれてるの黒竜は…。

「では、王女様はこちらに、ドレスの採寸をおこないますので」

ご友人の方は、部屋を準備いたしますのことらでしばしお待ちください。」

といい、アラン宰相は王女のなつみと部屋を出て行った。


ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

次回は、なつみの戴冠式そして戴冠式のお祭りです。

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