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§ プロローグ 「なつみとなつき」

超の付く、幼馴染2人が異世界に転移していく。

プロローグとなりますお付き合い頂ければ幸いです。

「宮城県仙台市」人口約100万人の政令都市東北の中心とか

人によっては、都会であって適度に田舎とかいう人もいる。そんな仙台市の中心街から少し離れた

住宅街内にある「私立 仙台宮の杜高校」が、なつみとなつきが通う高校である。


そんなふたりは同級生の高校3年生で、幼稚園から高校まで同じクラス。

しかも、お隣さんで両親とも仲良しで、同じ7月生まれで仲良しの親たちが

安直に夏に生まれたから夏からなつみ、なつきと名付けた。

それでも私たちは、小学生くらいまではふたりで手を繋いで登校したりもしていた。

中学生あたりから、男女を意識してか…。一定の距離を持つようになっていたが

周りが私たち二人を超の付く幼馴染として見る為か、いつも二人セットで見る。

そのせいで、二人で学級員や、体育祭実行員やらをやることも多かった。

そんな二人は高校になった今も、生徒会長と副会長をやっている。

なつき、曰く生徒会やっていれば内申書によくかかれるからいいとか言っていたが

実際は、私が生徒会に立候補した時点で、当たり前のように「俺も生徒会に入ろうかな」とか言って

結果、私が生徒会長、なつきが副会長である。

そして、今日も放課後にあたりまえのように私と教室をでて、生徒会室に向かう。

先頭を歩く私が、振り返らずなつきに「なつき、そろそろ文化祭について資料を作成したいのだけど…。」

と声をかけるとなつきも私を見ずに窓の外を向いたまま、「あ、うん。書記の由美子がもう準備してたと思うぞ。」

「そうなの、ゆみちゃん今日は部活の後に行くて言ってなかった。」

なつきは、窓の外を指さし「ああ、あそこで走っているからそうなんだろうな」とこたえた。


私は何も答えず。生徒会室の扉を開けて椅子に座り、無言で教科書を開き宿題をしながらゆみちゃんが来るのを待った。


1時間ぐらいが過ぎ、「遅くなってごめんね。まったかなぁ」と元気にゆみちゃんが生徒会室に入ってきた。


教科書を閉じて私は「そんなことはないよ」とゆみちゃんに声をかけると

なつきが「いやいや、待っただろう」とスマホをいじりながら言う。

「アハハ…。ごめんねなつき」と気まずそうにゆみちゃんが俯きながら答えた。

「ところで由美子、文化祭の資料確か、準備していたよな」となつきが話題を変えてきた。


なつきに対して、むっとしながらも私はゆみちゃんの返事を待った。


「えっへんまっかせなさい!前会長の時の資料をもとに下書きしておいたから」と

生徒会備品のノートPCにHDMIケーブルを差してモニターに資料を映し出した。

それから、モニターに映し出された下書きを3人で話し合い修正をしばらくして

いつのまにか話題がそれてテレビの話やらゲームの話をしていると

なつきが、「なぁ、そろそろお開きにして後は今日部活の遠征で来ていない木村と羽地が来る明日に続きを話そう」と言い。ゆみちゃんも「そうだね」と言い。

3人は生徒会室を出て校門まで来たところで、ゆみちゃんと別れて私となつきは自宅のある住吉台に向かう。

私たちは自転車で通学している。なつきが私の前を走り、私がその後ろを私が走っているとなつきが「はらへったな、昨日カレーだったから今日も残りのカレーかな」などと話していると、突然、前を走っていたなつきの前方が急に明るくなり

「ちょっと、なつき前!!」と声をかけるもなつきは光につつまれ私も同じように光に包まれた…。





30代の時に構想し、キャラの絵やキャラ設定をしていたが、仕事に追われ

やっと小説に出来る時間が出来チャレンジ中、できれば2週に1話ペースでできればと考えて

おりますが、なにぶんお仕事次第でどうなるかわかりませんが読んで頂ければと思います。

今回は、お話のプロローグとなります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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