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ミミック大東亜戦争  作者: ボンジャー


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閑話 風刺画と絵画で見る大日本帝国 

さて皆さんこんばんわ、本日は激動の時代、世界は我が国をどの様な目で見ていたかを知って頂きます。


 メディアの王様が新聞であった時代、分かり易く読者にプロパガンダを伝える手段それが絵でした。


 皆さんもジョルジュ・ビゴーの風刺画を一度はご覧になった事が有るはずです。


 日本と清が朝鮮を取り合う「魚釣り遊び」は教科書にも載っています。


 今では考えられない事ですが。支那が我が国と対等な時代があったのです。


 そんな歴史の不思議が詰まった世界に今夜は皆さまをお連れします。


 



 1936年 「昭和維新」


 1936年は大躍進の始まりの年ではありますが、その始まりは226事件と言う大混乱でした。この錦絵はこの事件と当時の首相、岡田啓介らの女性社会進出宣言を表したものです。


 白馬に騎乗した人物が、反乱軍を蹴散らしている所が描かれていますね。


 逃げる反乱軍の中には貧困、重税、男性原理等と書かれている兵隊が混じっています。


 白馬の人物は誰言おう若き日の、天皇陛下で有らせられます。


 226事件の最終盤である。赤坂離宮への突撃を描いている場面です。陛下の後ろに続く近衛師団、そこをよくご覧ください。


 着物姿の女性が混じっています。


 掲げる錦の御旗には女性解放、職業婦人、普通選挙等と書かれ短冊が下がっています。


 陛下と近衛師団の上には日の出と天照大神が描かれ、反乱軍は夕闇に逃げていく。


 新しい日本の始まりを描く壮大な場面です。


 この原画は上野国立美術館に展示されています。当時の人々が如何に天皇陛下と新しい時代に期待を掛けていたかが分かる作品です。


 


 「気の狂った国」

 

 これはイギリスの新聞に載った風刺画です。


 グルグル目で演説する岡田啓介元首相の後ろには、戦艦を叩き壊す痩せた女性たちとダブダブの服を着た女性兵士、周りでは呆れ顔のジョンブルとアンクルトム等の国家の擬人化。


 当時の世界の困惑が表されています。


 今の我が国の強大さから信じられないかもしれませんが、当時とすれば凶行としか受け止められなかったのでしょう。


 




 1937年 「日中戦争」

 

 泥沼に入り込む日本兵を嘲笑う各国。

 

 日本兵は出っ歯で眼鏡、戦争なんて出来ないと泣く女性兵士。


 この時、世界は我が国が支那を打ち破るとは思っていなかったのです。


 



 「セールの時間」

 日中戦争終盤、重慶包囲中に掛かれたアメリカの作品。


 重慶で包囲される蒋介石が描かれ、肉屋の恰好をした日本が大売出しと叫んでいます。


 各国は口では非難するモノの、頭の中には料理された中国が描かれ、イギリスは高いと日本に囁いています。


 真に国際社会は焼肉定食ではありませんか。

 

 




 

 1938年 「アジアの頂点」

 

 天皇陛下の中華皇帝即位に合わせての一枚。


 光輝く日本は中性的な若者として描かれ衣冠束帯で座っています。


 そこに冕冠を跪いて差し出す蒋介石、民族服を着たアジアの各民族が日の丸の旗を手に仰ぎ見ています。


 遠くで列強諸国が悔しそうな顔をしているのが見えますね。


 


 

 「阿片窟の王」

 

 作者不詳のこの一枚。


 誤解も甚だしいですが、風刺画紹介ですのでご覧ください。


 先に挙げた日本を表す人物が大陸に煙管を持って胡坐をかき、阿片の煙を大陸中に吹き掛けています。

 

 周りでは阿片を求める辮髪の人々が群がり、日本は好好と言うセリフを吐き、その後ろには阿片の山。


 全く失礼しちゃいますよね皆さん。


 あれは援助です援助。断じて阿片じゃありません。


 



 

 「黄金艦隊」

 

 これはドイツの作品です。


 中国を踏みつける日本は札束をばら撒いています。


 各国を訪れる親善艦隊は黄金を満載し、各国の目は$マーク。


 イギリス君は足元で助けを請う辮髪の人物を足蹴に金勘定。


 ドイツのイギリス嫌いが表れています。


 



 1939年 「テングリの意志」

 

 熊を倒した日本が鎖を引きちぎりモンゴルを解放、喜ぶモンゴルはチンギスハーンの絵を両手に掲げ歓迎しています。


 名実ともにアジアを制した帝国の誕生です。


 



 「ガラクタ連合」

 

 大東亜連合の結成を揶揄する、アメリカ新聞から。


 日本は埃だらけの倉庫に首を吊込み、古い衣装を引っ張り出しています。


 後ろには朝鮮、満州、中国、モンゴル。


 どれも埃の付いた支那風衣装で首からは帝国の名前の入った首輪をしているのがお判りでしょうか。


 自分の価値観でしかモノを判断できないのは可哀そうな事です。


 


 


 お時間が近づいて参りましたので最後の作品を紹介いたします。


 繁栄の時代を迎えた大日本帝国を描いたこの作品。


 世界の一等国へと昇り詰める大日本帝国に相応しい作品です。


 



 作品名「自由への開放」


 黄金の賜杯を掲げる日本を表す天照大神。


 周りには女神たちが錦の御旗を掲げています。


 足元には引きちぎられた鎖があり、息絶えた八岐大蛇を彼女らは踏みしだいています。


 旗にはラテン語で西洋主義への挑戦とも取れる言葉が書かれています。


 日本語に訳して見ましょう。


「誇れよ汝に罪なし」


「集めよ汝に罪なし」


「求めよ汝に罪なし」


「怒れよ汝に罪なし」


「愛せよ汝に罪なし」


「満たされよ汝に罪なし」


「安らげよ汝に罪なし」


 素晴らしい作品ではありませんか。


 女性作者による一大絵画です。


 この作品なんでなのか西洋では冒涜的と言われてしまいます。


 さてお時間です。


 次回は1940年からの作品を紹介したします




 


 

  

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― 新着の感想 ―
[一言] その天照様はホワイトブリムを着けていらっしゃったりしませんかねぇ。
[良い点] 爽やかな日曜日の朝、国営フルカラーテレビ番組で講評・解説してそうな風刺画の説明。 [気になる点] 最近流行りのAIに挿絵イラスト描いてもらう物で今回の風刺画を再現したら、作中リリスが書いた…
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