閑話 帝国海軍宣伝映画 来たれ若人!海が君を呼んでいる!
行くぜ!バカの嵐!
大日本帝国海軍は悩んでいた。正確には人事が悩んでいた。人が来ないのである。馬鹿陸軍はメイドさんを全面に押し出した宣伝戦略で世のスケベ、、、若人を引き着付ける一方、自分たちは一向に有効な戦略を打ち出せないでいる。なぜだ!と。
海軍人事部は考えた。考えに考えた。考えた末に出した答えは馬鹿丸出しであった。反目しあっていてもしょせん同じ日本人出せる答えは同じなのだ。
これより帝国海軍広報 来たれ若人よ を上映いたします ブー(ブザー音)
あーさーだーよあけだーうしおのいーぶきー途中で途切れる(歌)皆さん海軍は変わりました!(ナレーション)
(ノリノリのジャズミュージック)
遠泳訓練が行われている。並走するカッターには、際どい水着のメイドさんが満載され黄色い声援を上げる。 (場面転換)
海から上がった水兵に水着メイドさんが駆け寄り冷えたラムネを差し出す。一気に飲み干した水兵に抱き付くメイドさん。
「私は海軍に入って、こんなに逞しくなりました」白い歯を見せて笑う水兵。
「素敵よ貴方!私惚れ直しちゃう」メイドさんしなだれかかりセリフ
メイドさんを抱き上げ笑う水兵、メイドさんの頬にキスをする
「あなたも私たちに会いに来て」メイドさんアップするカメラ、カメラに向けて投げキッスするメイドさん
場面転換
家路に付く海軍士官、足取り軽くステップを踏む、街灯を掴み歌い出す。
「海軍に入って良かった♪家には可愛いお嫁さん♪給料は良くて毎日バラ色♪」
家に付く士官、庭付き一軒家だ
「帰ったよハニー」颯爽と家に入る
「お帰りなさいダーリン」士官に抱き付くメイドさん
「お風呂にします、お夕飯が先かしら、それともあ・た・し」
「もちろん君さ」ロマンチックなジャズ 場面転換
戦艦の砲撃シーン、続いて艦載機の発艦シーン、場面転換
戦艦の甲板上シーン。水兵が甲板磨きをしている。そこに現れるメイドさん
「まあ貴方、何しているの?」
「何って甲板磨きさ、毎日こればかりやんなっちまうね」水兵セリフ
「馬鹿な事言ってないの、さあ此処は私に任せなさい。みんなー出番よ」
現れるメイドさん軍団、踊りながら甲板磨きを開始。
呆然とする水兵を三人のメイドさんが持ち上げ何処かに消える。場面転換
士官室に運ばれる水兵。テーブルには料理が一杯
席に据えられた水兵に次々と料理が差し出される。
画面一時暗転
「もう食えねぇ」腹が膨れた水兵
「はーい次行きます」またもや運ばれていく水兵
艦内浴場に連れられて行く。中は水着のメイドさんが一杯だ。
もみくちゃにされる水兵、褌一枚にされた彼がメイドさんに洗われ、風呂に付けられる。
「ふーう、いい湯だ」手ぬぐいを乗せた水兵セリフ
「食事終わり、お風呂終わり、さあ最後に行くわよ皆」「はーい」風呂から引き上げられた水兵、メイドさんに着替えさせられる。
「おい、いい加減に」言いかけてまたもや三人がかりで運ばれる水兵。場面転換
デカいハンモックに寝かされる水兵、メイドさんが添い寝する。
カメラは水兵目線に目の前にはメイドさんだ。
「はい、お休みのキッス」指で口を指さすメイドさん
カメラはメイドさんの唇に近づき暗転
ハンモックから同期の腰に噛り付く水兵
「こら、馬鹿、貴様、止めろ、何がうーんだ、目え覚ませ馬鹿垂れ!」水兵2セリフ
叩かれる水兵1
「なんだ夢か、トホホ」辺りを見回し残念がる水兵1
「はーい、皆さん朝ですよー」
突如入って来るメイドさんたち、飛び起きる周りの水兵。水兵1とメイドさんを中心に踊りながら歌い出す。
「海軍は変わった♪海軍は変わった♪こんな素敵なメイドさんが一杯♪」水兵たち
「海軍は変わりました♪海軍は変わりました♪こんな素敵な人が一杯♪」メイドさん
「「さあ、君も海軍に入ろー♪」」合唱そしてポーズ
画面暗転
ネズミー!




