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最弱無双の妖精乱舞 ~最強へと誘うフェアリーダンス~  作者: 式・シロノス
第3章「堕ちた紫炎の少女」
90/100

第85話「VS敵組織幹部 五十嵐 前半戦」

 時間は戻り、ホタル対もう一人の幹部戦。

 お互いの剣と刀がぶつかり合い。

 両者一歩も引かない剣戟。

 刃がそれぞれの身体、顔などに切り傷を作っていく。


「ええでええで、楽しくなってきたやないか。もっともっと盛り上げていこうやぁ!」

「…うるさい人」

「何や冷たいやっちゃなぁ。せっかく温まってきたのに冷めてまうやろうに」

「戦いに…言葉は不要よ。ただ、敵を切り捨てる…それだけ」

「アカンアカン。戦いっちゅうもんは楽しむもんや。そんなつまらんこと言っとったら人生そのものがつまんなくなるでぇ?」


 お互い近接で一撃でもまともに入れば決定打になる中で斬り合いを続ける。


「楽しむ必要は…無い。私は…ここまでも…これからも。戦いを楽しむことは…絶対に無い」

「………まぁええか。ならワイだけでも楽しませてもらうでぇ?」

「好きにする」

「セイヤぁあ!」


 今まで散々斬り合っていたのをいきなり両手持ちに切り替えホタルに向かって思い切り振りぬく。

 突然の行動の切り替え、反応が遅れたホタルは何とか致命傷にならないように体をねじり回転しながら回避、地面を転がりながら距離を取った。

 避けきれていなかったのか胸辺りの服が切れている。


「…………」

「ええ見た目になったやないかぁ。肉付きがあまりよくないがぁ眼福や」

「……キル」

「おお、怖いわぁ」


 先程の斬り合いよりホタルのスピードが一気に上がる。


「ッ! 何や一気に速くなりおった」

「…………」

「喋らなくもなってもうた」

「…………」


 速度がどんどん上がっていくホタルだが、その速度にきっちり対応し、いまだにまともに傷を付けられていない彼も凄い…が。

 武器の方はそうでもなくそれは突如として起きた。

 ホタルの一撃を受けた刀が刀身半ばで折れたのだ。


「これで…」

「甘いでぇ!」


 これで決めようとしたホタルだが、相手はホタルを上回る速度で回避してカウンターをホタルに決めた。


「…クゥ!?」


 予想外な展開に何とか剣で防ぎながら距離を取ったホタル。


「どういうこと? 刀は折った…なのに」

「簡単な事や。ワイは短い方が本来のエモノっちゅう訳や。本番はこっからや。せっかく本気出すんや、すぐに終わらないでくれなぁ!」



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