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最弱無双の妖精乱舞 ~最強へと誘うフェアリーダンス~  作者: 式・シロノス
第3章「堕ちた紫炎の少女」
89/100

第84話「VS敵組織幹部 裕義 前半戦」

 シャルティアは目の前に迫ってきた大剣を身体を横にずらすことで回避し、お返しとばかりに魔力を込めた拳で裕義に殴りかかる。

 顔面を的確に狙ったシャルティアの拳を裕義は難なく躱し、床を砕いていた自身の大剣をそのまま斜めにシャルティアへ向かって切り上げる。

 その時にはすでにシャルティアは回避行動に入っており、バックステップで後ろに飛び、大剣の切っ先すれすれに服を掠めながら攻撃を避けた。

 そのまま距離を開けたシャルティア、するとカナリアが魔法を使いすぐに距離を詰めてこないように牽制し始めた。

 カナリアのその行動をシャルティアは止めた。


「―――?」(ますたー?)

「ごめんねカナリア。今回は私だけでやらせて」

「―――!」(でも…!)

「サモナーとしても成長したいけど。自分自身の成長したいから相手のサモナーが出てきたら一緒に…ね?」

「―――!」(分かった…頑張って、ますたー!)

「ええ」


 そうしてカナリアはシャルティアの傍を離れ、見学しているジーナの隣に座った。

 その様子を見送った瞬間、牽制していたからこそ攻撃が来なかったのでそれがなくなったので即攻撃が飛んでくる。

 シャルティアは飛び、大剣を回避。

 そのまま蹴りを放つが、裕義は片手でシャルティアの蹴りを受け止める。

 足を掴まれたがシャルティアは気にせず、裕義に向かって魔法をぶっ放す。

 魔法は裕義に直撃、その際に掴まれていた足は解放されてシャルティアは着地して警戒しながら即座に距離を取った。


「ぬうぅ…ちょこざいな」

「それなりの威力で撃ち込んだ筈だったんだけど…ダメージはあまりなさそうね。頑丈な人、ならこれはどうかしら!」


 今度は魔力をさらにこめると裕義に向かって放つ。


「そう何度も当たってたまるかいな」


 裕義は放たれた魔法を綺麗に回避しながら着実に距離を詰めていく。

 射程距離まで捉えた瞬間、裕義は即座にシャルティアへ詰めて大剣を振り下ろす。


「それを待っていたのよ」


 シャルティアは大剣を先程と同じように避けたが、その後の行動が違った。

 魔力を纏った拳なのは同じだがその矛先が裕義ではなく武器である大剣だ。

 魔法で作った釘のようなものを差し込み、それをシャルティアは全力でぶん殴った。

 言ってしまえば人力のパイルバンカーのようなものを大剣に叩き込む。


「なんとー!?」

「折れなさい!」


 バキンッ! という音と共に大剣は半分に折れた。

 そうやすやすと折れるはずのない大剣を叩き折って見せたシャルティア。


 …もう十分すぎるほど強いのでは?


 大剣が折れたことにより仕切り直しの意味を込めてシャルティアと裕義は距離を取って向かい合う。


「まさか俺の武器がおられちまうとはなぁ。やるやないか嬢ちゃん」

「ふふ、このまま決めきらせてもらうわ」

「何を勘違いしとるんや。大剣を持っとるんは手加減の為や」

「何ですって?」

「本来の俺はなぁ、肉体派なんや。武術による肉弾戦を得意としとってなぁ。武器はむしろ邪魔なんや」


 裕義はそう言いながら構えを取る。


「さぁ、ここからが本番やでぇ。気張りぃいや!」



次はホタル視点の幹部戦前半を投稿することにします。

因みに皆様分かっていると思いますが今回の幹部のお二人の元は龍が〇くに出てくる有名なお二人。

自分のあれじゃあ強さの一割も再現及び表現できませんが元にさせてもらったわけです。

そう言えばもうすぐ外伝が発売されますね。自分も楽しみにしています。

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