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最弱無双の妖精乱舞 ~最強へと誘うフェアリーダンス~  作者: 式・シロノス
第3章「堕ちた紫炎の少女」
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第82話「紫炎少女の本拠地襲撃 その壱」

 シャルティア達は敵の本拠地近くで合図を待つ。


「そういえば合図を待つと言ってもどういう合図なのかは知ってるの?」

「ううん…知らない。けど、ボスは…とっても分かりやすいって…言ってたよ?」

「とても分かりやすい…か」


 シャルティアがどんな合図だろうと考えていた時、それは起きた。

 見ていた敵の本拠地の幾つかの場所で爆発が起きたのだ。

 その数秒後、今度はガラスを粉砕する音と同時、悲鳴が聞こえ始めた。


「どうやら始まったみたいね」

「出遅れた…」


 シャルティア達も目の前の窓ガラスをぶち破り、入った瞬間傍にいた人達を蹴り飛ばす。

 表部分はしっかりとした会社である為、一般人が多いので流石に殺しは無し。

 しっかりと気絶させるか巻き込まれないように外へと吹っ飛ばす。

 暫くして堅気の雰囲気がある人達はいなくなり、現在シャルティア達を囲んでいる人物達は明らかに裏稼業をしていますという人物しかいなくなった。

 それぞれがナイフ(ドス)(チャカ)等で武装している。

 どうやら召喚士(サモナー)はいないようだが、そもそも裏社会に深くかかわっている召喚士はこの街では少ないようで出てくることは少ないとのことだが…。


「あの時公園で潰した何人かの召喚士を減らしたとして残りはどのくらい残っているのだろうか…?」

「多分、一番下っ端…だと思うからあの時の人らより厄介なのが後、両手で数えられるほど…しかいないと思う」

「何だ残念」


 そうこうしている内に相手側から仕掛けてきた。

 ナイフや刀で斬りつけてきたがシャルティアはあっさり避け、ホタルは持っていた刀で受け止めるとシャルティアは魔法によりカウンター、ホタルはそのまま相手の武器を弾き返し、斬り返す。

 銃弾も飛んできたがシャルティアはカナリアが代わりに防ぎ、ホタルは普通に銃弾を斬り落とす。

 いつもの対応でいつも通りに敵を対処する。

 それで対応できてしまうのが下っ端達の悲しい現実であり、幹部ですらピンからキリでいるのだ。


(さてさて、此処で楽しめるような相手はいるのは確定だし、早く出てきてくれないかしら…?)

「邪魔…!」

「――!!」(雑兵がいくら来ても無駄なのさ! 早く手ごたえがある奴を出しなさい!)

「私が手を出す必要はなさそうね」


 ジーナは近くのソファーに寝っ転がりながら蹂躙を眺めていた。

 此処から本格的に戦闘が激化していくことになる。

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