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最弱無双の妖精乱舞 ~最強へと誘うフェアリーダンス~  作者: 式・シロノス
序章「始まりの契約」
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第6話「召喚士模擬対抗戦について」

序章は後、番外を一つ書いて登場人物紹介を書いて第1章に入っていきます。

 キルガッツへの愚痴大会は教室につくまで続き、それをずっとシャルティアの肩で聞いていたカナリアは現在凄く耳が痛い。

 早く終わってくれないかなと思っていたらその願いがかなったのか教室についたため終わることになった。


「あら、教室についたみたいね」

「ほんとだ。じゃ、あいつキルガッツの悪口はここまでにしよっか!」

「そうだな。時期にリーシア先生も来るだろうし、それまではおとなしく座っていることにしよう」


 三人はそれぞれの席に向かっていき、席に座る。

 そんな中クラスの人たちの目線がシャルティアの肩にいるカナリアに集まっているのにカナリア自身は気づいた。


(なに? 何か見られてるけど、どうかしたのかな?)


 そんなことを思っているとおとなしく席についているシャルティアにクラスの内の一人の女の子が話しかけてきた。


「シャルティアさん。その子は?」

「あ、委員長。この子はカナリア。昨日私と契約した子だよ」

「契約! ってことは今回は召喚士模擬対抗戦に出るんですね!」

「ええ、そのつもり。委員長も、覚悟してよ~? この子が妖精族だからって甘く見てると痛い目にあっちゃうからね」

「貴女がそんなに自信満々に言うほど、その子は強いのですね。戦えるのを楽しみにしています。それでは…」

(召喚士模擬対抗戦? 何だそれ?)

「ふふん、カナリアがいれば、召喚士模擬対抗戦なんて楽勝だよ!」

(その召喚士模擬対抗戦が何か知りたいんだけど?…いやまぁ、何となく想像はできるけど)


 そんなこんなでチャイムが鳴り、リーシア先生が教室に入ってきた。


「皆さん、おはようございます。早速ですが一週間後には召喚士模擬対抗戦が始まります。皆さん、模擬対抗戦に向けてがんばっていますか?」


 そうやって聞いてくるリーシア先生にクラスの皆は元気よく頑張っていることを伝える。


「よろしい。今回はシャルティアさんも参加できますからね。魔術師としても優秀な彼女が参加するのなら、全体の成績もよくなるでしょう。そして私の給料アップ…くふふ」

「先生~! 心の声が漏れてます!」

「はっ!……コホン! さて、必要ないとは思いますが改めて召喚士模擬対抗戦について説明しましょう」

「先生、流石に誤魔化せません」

「お静かに! では、簡単に説明を…。召喚士模擬対抗戦は召喚士が召喚し、契約コネクトもしくは結びつきリンクした者達と召喚士本人が一つのペアとなって相手のペアと戦う模擬戦です。そして優秀は成績を残したクラスには校長直々に褒賞が渡されます。ですので皆さん頑張ってください! 私の(給料の)ためにも!」

「先生、もはや隠す気ゼロですね?」

「当り前よ! 将来の事も考えているのならお金がどれだけ大切か、分かるかしら!」

「そんな微妙に生々しい事を学生である今の私達に聞かないでください。後、素の口調に戻っちゃってます」


(まったくもってその通りだと思う)


「ごめんなさい。つい、熱くなってしまいました。取り敢えず、召喚士模擬対抗戦、今回も皆さんには期待しています」


(若干話がそれたけど、何となく召喚士模擬対抗戦については理解した。本当に近いうちにあの猫又と戦うことになるなんて思わなかった)

「模擬戦頑張ろうね! カナリア!」

「――!」(コクコク)


(まぁ、ますたーがこう言っているんだから、頑張ってそれなりの成績を残そう)


 そう決意し、シャルティアの顔を見るカナリアだった。

次の章は戦闘が、いっぱい、ある。

果たして私にうまく戦闘描写が書けるのだろうか……

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