第34話「戦闘開始です? その弐」
シャルティアとユーゴの戦いを始めます。
が、ネタが無いけど頑張って書いていきます。
「それでは試合開始!」
試合開始の宣言と共にユーゴが相棒と共にシャルティアに向かって仕掛けた。
ワニ型の召喚獣クレンが地面を滑るかのように素早く移動してシャルティアに向けて凶悪な牙を構え、噛み付いてくる。
それを援護するようにユーゴはシャルティアの周囲に魔力弾を放っていた。
「カナリア、お願い。周囲の弾幕は私がやる」
「――!」(了解、ますたー!)
カナリアはシャルティアに迫ってきているクレンとの間に入り、魔法で作った衝撃波をぶつけてクレンを吹っ飛ばした。
シャルティアも周囲に巻かれた弾幕を相殺してすべて消す。
「やっぱりこの程度で倒せませんね」
「小手調べって事かしら? 私は舐められているのかしら?」
「いえいえ、そんなつもりは無いです。お姉さん相手に変なことしてすみませんね」
「気にしないでいいわ。けど、本気でかかってきなさいと私は言ったはずよ?」
「では、遠慮なくいかせていただきます!」
ユーゴは腰に付けていた二つの棒を取り出して逆手持ちで構える。
するとその棒から刃が飛び出し、光を帯びて輝いている。
「へぇ? 魔力刃を搭載した魔道具ね。良いもの持ってるじゃない」
「ありがとうございます。さぁ、ここからが本番ですよ!」
魔力刃は刃に魔力を流す事によって切れ味と流した魔力によって効果が変わる魔道具。
火ならば延焼効果、氷なら凍結などである。
(今、ユーゴ君が流した魔力の属性は光…純粋な切れ味増加と攻撃速度が速くなる。何処まで食らいつけるか…もしもの時は…)
シャルティアは自分の太ももに付いているポーチを見る。
そのポーチに入っているのはシャルティアの魔道具、本当の最後の手段として残してある切り札。
(いえ、流石に大神生徒会長の時も結局使わなかったし、使った後の代償がデカい。ここでは使えないわね)
「考え事をしているなんて舐められたものですね!」
「捌く自信があるからね!」
その宣言通り、シャルティアは両手に魔力を宿らせ、魔法陣を出現させるとユーゴのスピードの乗った連続攻撃を的確に捌いていく。
互いに近距離での戦い、一歩間違えれば、一瞬でも隙を作ってしまえば一気に戦況が傾く状況になっている。
カナリアもクレンとの戦いは体格差がありながらも妖精族らしからぬ動きでクレンを圧倒している。
「流石ですね。このスピードについて来るどころか全くの互角なんて…」
「君以上に速い人ともやり合ったことがあるからね。この速度で私に勝てるとは思わないでね!」
「しまった!」
ユーゴの攻撃を弾き、隙だらけのお腹に魔力を込めた一発を叩き込む。
「ぐっ!?」
吹っ飛ばされ、地面を転がるユーゴ。
何とか体勢を立て直すが隙を逃すほどシャルティアは鈍くない。
追撃を入れようと地面を蹴り、拳を構え、ユーゴに向かって振り下ろす
…が、その直後に何者かによって拳を受け止められる。
「何者!? 乱入してくるなんて…」
「面白そうだから私も混ぜてくれないかしら」
「お、お姉ちゃん!?」
シャルティアの拳を受け止めながら凄い笑顔でシャルティアに拳を振るってきた。
「ごめんねユーゴ。お姉ちゃんがこの子と戦うね」
「………うん」
「ありがと」
「えぇ……」
何故か急に現れたユーゴのお姉ちゃんと戦うことになったシャルティアだったが
話の急展開についていけてないシャルティアだった。
自分でも何をしたいのか分からない……。
何でお姉ちゃん出したんだろ? まぁいいか。
次回は乱入ユーゴのお姉ちゃん戦になります




