第29話「召喚士模擬対抗戦を終え、目指すは…」
仕事忙しいし、ネタが無いけど私は小説を書くことを諦めない!
「ん…。ここは」
「あら、起きたみたいね」
「――!」(ますたー!)
「カナリア? それとジーナも…。そっか私、負けたのね」
「ええ、でも惜しいところまではいっていたみたいよ?」
「………」
「失礼する」
「――!」(あ、大神生徒会長)
医務室で目覚めたばかりのシャルティアの元を訪ねてきた大神生徒会長。
「大神生徒会長、何か御用ですか?」
「うむ、傷の手当のついでに私をあそこまで追い込んだ者の様子を見ておこうと思ってな」
「………」
「私があそこまで傷を負うことになるのは久しぶりだったからな。滾ってしまったよ」
「貴方も流石ね。この学園最強の名は伊達では無かったわ」
「四大召喚獣の一角に褒められるとはな。フェンがお前と戦ったことで少し自信がなくなって慰めるのに苦労したぞ」
「まぁ、私が犬っころ程度に負けるわけがないわ。でも、戦い自体は楽しめた事を伝えておきなさい」
「伝えておこう。そして、そこの妖精族」
「――?」(私?)
「レオがお前と戦った後凄くやる気に溢れていてな。強敵と戦う事で強くなることが出来る。それを実際に経験しただろう?」
「――!」(そうですね)
「そう言えば、カナリア。見た目変わってるね? あと少し大きくなってるし」
「今更って言いたいことだけど、目が覚めたばっかりだから仕方がないわね」
「おいでカナリア」
「――♪」
「む? どうやら邪魔みたいだな。この後表彰式もある。参加できるのなら参加してほしい」
「分かりました」
「では、失礼する。また戦いたいものだな」
「私はもう御免です」
「フハハハハ! そうかそうか!」
笑いながら医務室を後にする大神生徒会長。
それを見送ったシャルティアは近くに来てシャルティアの体に自身の体を預けて座っているカナリアを抱きしめる。
驚いたカナリアは無意識に少しだけ身体が抵抗しようとしてシャルティアの顔を見たカナリアはすぐに抵抗も何もしなくなった。
何故なら泣いていたのだシャルティアが…。
「やっぱり悔しいのかしら?」
「うん…悔しいわ…とっても」
「――!」(でも、いい経験にはなったよ!)
「カナリアの言う通り。マスターにとっていい経験になったと思うわ。そのことに対して貴女はどう思ってるの?」
「私は…」
「貴女の目標はどんな物かは聞いたことは無かったけど、今回の事を糧に目標達成を頑張りなさい」
「…そうね。こんなことで泣いてられない。私は最強になりたい! カナリアと一緒に強くなりたい!」
「――!」(ますたー! 私も頑張るよ!)
「その意気よ」
「その為にも大神生徒会長は超えるべき壁! 行くよ二人共!」
「――!」(おおーー!)「やれやれね。分かったわ」
「あ痛たた」
「――!」(ますたーーー!?)
「先が思いやられるわ」
目指す道を再確認し、はしゃいだ結果、傷に触ってしまい苦しんでいるシャルティアと心配しているカナリアと呆れているジーナなのであった。
次は今章の登場人物紹介をして第二章に入ります




