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最弱無双の妖精乱舞 ~最強へと誘うフェアリーダンス~  作者: 式・シロノス
第一章「召喚士模擬対抗戦」
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第13話「負けて思う事…」

今回は何も考えずに書いてるから話がおかしいかと思いますが、お許しください!!

 如月芳香との戦いで気絶したシャルティアが次に目を覚ましたのは保健室のベットの上だった。

 目を開けたシャルティアが一番に見たのは自分をのぞき込んでいるカナリアの姿…シャルティアが目を覚ましたことに気づいたカナリアは嬉しそうな顔をした後、シャルティアの目の前から退いた。


「――!!」(おはよう~。ますたー)

「カナリア…あれ、私…確か?」

「気が付いたみたいね」

「…如月先輩? そっか、私負けたのか」


 体を起こしたシャルティアに如月先輩が声をかけ、自分が勝負に負けたことを思い出したシャルティア。


「おっす~。起きたみたいだね」

「大丈夫そう良かったぞ」

「メル、それにユウも…カナリアが呼んできてくれたのね」

「そうだ。それに気を失ったお前を保健室まで運んだのは俺だぞ? 完全に意識を失った人はいつもより重いって話は本当だったんだな。ホントに疲れたよ」

「あはは…ごめんねユウ。後、重いっていうな」


 起きて早々賑やかになる保健室。

 みんなでわいわい騒いでいると保健室のドアが開き、保健を担当している先生が入室してくる。


「おや、起きていたのか。模擬戦するのはいいが、あまり俺の仕事を増やさないでほしいね」

「そのような言い方は教師としてよろしくありませんよ? 檜山先生」

「ハッ! 教師だぁ? そんな事俺にとってはどうでもいい事なんだよ如月芳香」

「檜山先生。貴方って人は本当に…」


 如月先輩は保健の先生と言い争いに発展した為、残った三人とカナリアはせっかくだからとそのまま模擬戦の話をすることをした。


「二人から見てどうだった? 私と如月先輩の戦いは?」

「どうと言われてもね。良い戦いではあった。けど、やっぱり経験差が躊躇に出たな」

「そうだよね。でもいい経験になったよ。やっぱり先輩に頼んでよかった」

「召喚士模擬対抗戦は大丈夫そう?」

「まだ二回しか戦ってないけどカナリアとは合わせやすいし、たぶん大丈夫だと思う」

「流石シャルだ」


 その後、檜山先生によって保健室から追い出されたのでみんなと別れ大人しく家に帰るシャルとカナリア。

 その帰り道、シャルティアはカナリアに言葉を漏らした。


「カナリアにも聞くけど先輩との戦い。どうだった?」

「――?」

「あはは、分かんないよね…。私はすごく悔しい。今まで魔術師としては負けたことは無かった。先輩にも…でも、召喚士としては負けてしまった」

「……」

「カナリアとの連携は上手くいっていたけど、結局最後の最後で私が油断してやられてしまった」

(確かに、ますたーは負けた。最後の賭けで視界をつぶされて私もますたーも如月先輩の姿を見失った。それが勝負を分けた。完全に経験差で負けちゃったから私も頑張んないと)

「カナリア? 何か気合入ってるね。カナリア見てたら私も元気になってきちゃった。帰ったら特訓よ!」

「――!」(お~!)


 シャルとカナリアは揃って手をあげると次に向けて、家に帰るのだった。

次回はようやく章タイトル通りに召喚士模擬対抗戦を開始したいと思います。

そこで、シャルとカナリアの特訓の成果を見せていきます。

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