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最弱無双の妖精乱舞 ~最強へと誘うフェアリーダンス~  作者: 式・シロノス
第一章「召喚士模擬対抗戦」
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第11話「風紀委員長 如月芳香」

今日で戦いまで入ることが出来ませんでした。

ネタが思い付かなかったのと時間が無かったから、内容もかなり雑になってしまいましたすみません。

ですので、戦闘は次回までお待ちください。

 授業が終わり、放課後。

 シャルティア達は例の先輩に会う為、上級生の廊下を歩いている。


「それでシャル? その先輩はどんな人なんだ?」

「どんな人も何も、2人も見たことがある人だよ」

「見たことがある? それだと生徒会の人か風紀委員の先輩辺り?」

「流石メル。今回は風紀委員会の会長さんにお願いしてみようかなって思ってるよ」

「シャル、あの風紀委員長と仲がいいのか!?」

「そうだよ? みんなが言うほど厳しくもなかったし、凄く優しくしてくれたよ?」

「そりゃユウ。風紀委員って言うのは校内の規律を守る人達だから、前のシャルのような虐められる人達には優しく、守ろうとするだろうね」

「…それもそうか」

「……なんか釈然としない」


 そんなこんなで風紀委員長のいる風紀委員会の教室に到着する。

 教室の扉を叩き、シャルティアは自分の名前を言う。

 すると中から「どうぞ」という声が聞こえてきたので失礼しますといい教室の扉を開け、中へと入る。メルとユウも後に続いて教室に入った。

 中に入ったシャルは一番向こうに悠然と座っている女性の人に向かって話しかけた。


「如月風紀委員長。突然訪問してしまってすいません」

「構いませんよシャルティアさん。それで何の御用ですか? 貴女の方からこちらに来るのは珍しいですね」

「はい、如月先輩にお願い事があって…私の召喚士としての練習相手を探しているんです」

「…そういえば、シャルティアさんが契約できたという話を聞きました。成程、それで私の所へ来たという事ですか」

「はい。すでに一回リーシア先生の従妹で後輩の子と戦っているのですが、結果は圧倒してしまって…あの、もしよかったらですが如月先輩…私の相手をお願いできませんか?」

「後輩と戦って圧倒。確かに生半可な相手では貴女の相手は厳しいでしょうね。…ですが私が相手にすると言うのも…」


 そう言って如月先輩が教室を見渡すが、副委員長含め風紀委員全員が首を横に振った。

 全員魔法使いとしてシャルティアと戦ったことがある為、その強さを知っているのと風紀委員に入っている人物全員がカナリアの強さを直感とはいえ理解したからだ。

 他の人たちの様子を見て如月先輩はため息を一つ零すとシャルティアに向き直り。


「分かりました。シャルティアさん、貴女の相手はこの学園の風紀委員長を務める如月芳香が相手させて頂きます」

「本当ですか! ありがとうございます!」

「それにしても、貴女の契約したその妖精族の子…」

「カナリアがどうかしましたか?」

「…可愛いです。抱かせてください」

「……!?」(は!?)

「良いですよ」

(ますたー!?)


 急なことで驚くカナリアだったがすぐさま如月の手が伸び、カナリアは如月に抱き着かれていた。


「こんな可愛いのに纏う気配は一級品。良い子と契約できたようですね。シャルティアさん」

「はい!」

「ではいきましょうか。競技場の方へ」

(あ、これ私模擬戦始まるまで抱き着かれたままだ)


 何か察してしまっている顔をしたカナリアを放置して如月を含めたシャルティア達は模擬戦をする為に会場へと向かうのだった。

次回は戦闘回、如月先輩戦です。

それじゃ私はバイトに行ってきますので…

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