第一話 いつもの日常
おトモダチ。
私と●●はおトモダチ。
俺と●●はおトモダチ。
私と●●はおトモダチ。
じゃあ僕は誰とおトモダチ?
第一章 Murder case
「おぉ今日はとてもいい天気!こんなにいい天気には絶対に良いことが起きるね!!」
アヤ サミュエル (主人公) 女 18歳
普通の少女 明るい性格
少女はそう言いドアを勢いよく開け、一階へと降りていった。
「ママー!おはよう!今日もセス君の家に行ってくるね!」
「あらあら。迷惑かけないようにするのよ。」
「うん!じゃあ行ってくる!!」
大きな声を出しながら少女は母親に行ってくると伝え、イスマエル家の所へ行くことになった。
~イスマエル家~
「いやぁいつ見ても大きいですなぁ。流石貴族の子!!」
「なーに独り言喋ってんのさ。」
セス イスマエル 男 18歳
貴族の子 ただの嘘つき
「うわああ出た幽霊!!!」
「誰が幽霊だよ。」
「ってなーんだセス君じゃん!!いつもどおり遊びに来たよ!」
少女は胸をはるようにして少年に言う。少年はため息をつき
「いつもどおりってなんだよ…君には嘘とか全然効果ないからつまんないんだよねー」
「だってセス君の嘘つまらないもん。」
「…そういうところが嫌い。」
「えー」
そう会話してるところに、イスマエル家のドアが勝手に開いた
「あーいたいたセス様ー!ラシードが朝ごはんできたということです!!」
ミカエル 男 25歳
イスマエル家の執事 ろくに仕事しない
「あー今日も来たんすねそのお客さん。せっかくだしご飯食べますか?」
「じゃあお言葉に甘えて!!!朝ごはん食べてなかったので!!」
「答えるの早すぎでしょ……ほら入って入って。」
「はーい!!」
食堂
「いやー!やっぱラシードさんの料理は美味しいですね!」
「そう言ってもらえて光栄だよ。アヤちゃんはいつも美味しくたべてくれるから嬉しいなぁ。」
ラシード 男 28歳
イスマエル家のコック 優しい印象
「アヤは何でも美味しく感じるんだよね。前だってセスが作った不味そうな料理美味しいって言ってたし!」
ニーナ 女 19歳
コックのお手伝い アヤとセスの友達
「ニーナ君。それは俺の料理も不味いと言いたいのかな?」
「いいいいいいえいえそんなわけではありません!!」
「ふふ。まぁいいんだけどさ。」
皆それぞれの会話をしていた。恋愛の話や過去の話。色々な事を喋っていた。そんな楽しい時間はすぐに過ぎていった。するといきなり近くの部屋からテーブルを叩きつける音が聞こえた
「なんですのこの料理は!!!不味い!!!もっと美味しい料理を持ってくること!いいわね!?」
母親 46歳
セスの母親 短気
「すみません。もう少しましな料理を作れと言ってきますね。」
クレア 女 22歳
イスマエル家のメイド なんでもこなす 口が悪い
「……はぁ…またかぁー…」
「またってなんですか?」
「いやねぇどうしても、母親様が俺の料理食ったら不味いっていうんだよ…これで何回目か」
「これでも母様は美味しいと思ってるよきっとね!」
「セス!嘘つかないの!母親様は嘘なんてつかないしつけないよ…」
「なーんでだまされないのさつまんねぇー」
すると執事のミカエルがいきなり歩き出し、
「あっ僕先に仕事戻りますねー?」
といってすぐに仕事に戻った。
「と言いつつもどうせどこかでサボってるんだろうなー。」
「俺もニーナ君に同意するよ」
「あっ私も食べ終わったのでセス君と遊びますね!ニーナもどうですか!?」
すっごくいい笑顔でニーナを誘う。ニーナは首を横に振り
「ごめんね。私は料理の片付けとかしなきゃいけないから!!二人で遊んでていいよ!」
少し悲しそうにしてアヤの言葉に反応した。
「そっか…まぁ仕方ないよね…!仕事頑張って!!」
「うんありがと!」
そう言って皆バラバラに行動しはじめた
「どーもどーも久しぶりー。あっ画面にいる君は初めてかな?まぁそんなことはどうでもいいんだ。ねぇ君って本当の おトモダチ っている? 君のおトモダチはなに?どういう意味なの?」
親友
おトモダチはお友達
意味などない
そもそも友達と言える存在がいない
「きっとこの中だと思うんだ。画面にいる君は違うかもだけど。そこにいる君はそうじゃない。きっとこんなかにあるんだ。え?なんでわかるのかって?わかるのかって聞くってことはこの中にあるんだね。あはは!!んでなぜわかるのかってねぇ…それは…君の…影だからね。なんちゃって」