プロローグ 前
思い付いたら更新。
のんびりめです
『おめでとうございます!貴方はなんと幸運!転生します!』
-パチパチパチパチ!!
頭に響くこの早口で煩い声と拍手は何だろう。
って言うか何?夢?
あれ、俺…どうしたんだっけ…?
家に帰ってそれで…あぁ、そうそう、刺されたんだ。
二股バレて。
自業自得かー…でも刺す事ないじゃーん…。
『おやおや?まだちょっと意識ボンヤリですか?ほらほら!さっさと意識こっちに向けて下さいよー』
ちょ、何、うるさいよ。
『うるさくねーよ!起きろyo!』
「いや、うっせーよ!刺されて感傷に浸ってる俺にさっきからガヤガヤ何!?」
『お、やっと、目覚めてくれましたね?次なんか言ったら、消しちゃおうかと思いましたよー』
何なんだ一体…。
ようやく、意識もしっかりして、辺りを見渡す。
なんもない。辺り一面真っ白な空間に俺と、白いフードのついたワンピースを着た割りと綺麗な女性が立っていた。
何処なんだ此処。そして誰?俺は死んだんじゃないのか?
『まぁまぁ~細かい事は気にしないで下さいよー…つーか割りと綺麗とか失礼じゃね?』
「あ、すいませんつい」
ん、俺、喋ったっけ?
『声に出さずとも、此処は私の空間!私の領域!貴方のちんけな考え等お見通しなのです!』
「えー…プライバシーもくそもないじゃん」
『やかましい二股下衆野郎★』
「まぁ、それ言われたら返す言葉はないんですけど」
『いいんです貴方が二股下衆野郎でも糞野郎でも!取り敢えず自己紹介と簡単な説明をしますねん!』
本当、口悪いなこの人…。
『口悪いなんて傷つくな~もう!私の名前はミコと申しますちょっとした神様みたいな事しています!そして貴方は死にました~刺されて』
「あ、やっぱ死んでんだ俺…一応、俺も自己紹介する?」
『あ、大丈夫ですー。全て把握してるから!斎藤 啓太 二十三歳 二股下衆野郎 顔が無駄にイケメン』
なんだよ無駄にイケメンって…つか、二股ひっぱるなー。
ん?て言うか神様?こんなふざけたのが神様なのか…。
んで、何?生き返らせてくれるって話し?
つーか、もうどうせ分かるから会話しないよ?面倒くさい。
『何、本当コイツー…ま、いいでしょう!生き返らせるっていうか転生ですね!貴方の世界ではないんだけど別の世界で生きてもらいます!よろしーですかん?』
へぇー…いいよ。
現代に未練とか別にないし。
『わぁ!即答!大変よろしいです…まぁ、嫌って言っても転生してもらうんですけどね』
じゃあ聞くなよ!
『まぁまぁ~お約束ですよお約束!一応聞かないとね!』
んで、わざわざ転生させますって言う位だし何か転生する特典とかくれたりするの?
『お、察しがいいですね、差し上げちゃいますよ~…まあね、転生できるって言ってもね…二十三歳で自業自得とは言え殺されて死んじゃったからね~うん、可哀想だと思ってさ~ギフトくらいあげないとさぁ…こっちの都合で転生だしね!あはははは』
悪いと思ってないし同情もしてねーなコイツ。
はいはい、ミコ様ありがとうございます。
『うわ、全然、感謝されてない!まぁ…いいです。コホン!では、ステータスオープン!貴方に素敵なプレゼント~』
《斎藤啓太》レベル1
職業
魔物使い《…テイマー》熟練度1 使役上限 1体
性別 女 年齢 23歳
体力 50 魔力 0 力 2
防御 5 俊敏 300 運 0.5
技スキル
《命令》熟練度100
耐性スキル
なし
特性スキル
鑑定《ミコちゃん仕様》アイテムボックス《容量∞》サーチマッピング
『以上!では!』
ん…?…は?性別…?は?ちょ、おい!待て!
『苦情は受付けませーん!ではでは運が良ければまた会えるでしょう!…多分!いや本当、申し訳ない!じゃね!』
消えた…。
「…ありえねぇ!」
叫んだ後、俺の視界は暗転した。
気に入ってもらえたら嬉しいです。