現実のギャップ
ランチを食べながら
ちらちらとあの直人と呼ばれる人の背中を見ながら
あの人と関わるのはまっぴらごめんだと思った。
ランチを食べ終え、教室に戻って行く途中の出来事
「おーい!」
後ろから呼ばれているような気がする。
しかし、人違いだろうと気にもとめず歩く僕。
すると、ガシッと肩を掴まれた感覚がした。
「はぁはぁはぁ」
学食から走ってきたのであろう。
かなり息が切れてる。
「ちょっと待ってよ~」
何で僕が待たなければいけないのだ?
心の中で悪態付く。
「今さっき話しかけたのに何で無視するんだよ~?」
そりゃあ人違いと思いたいからだ。
人と関わるとロクな事が無い。
人の名前も知らないクラスメート。
皆話しかけてこない。
これが僕が一番ストレスを感じなくて済むからだ。
「…………いで」
「何?聞こえないよ?」
「もう話しかけて来ないで」
また僕は教室へ向かう。
後ろから息を切らしながら小さく「え?」
という声が聞こえる気がする。
あんな喧嘩が強いであろう集団と関わると変な噂が立つだろう。
これで良い。
これでもう話しかけてこないだろう。
三話目?
書いてます。
これからどうしていこうかと考えながらかくのは難しいですが、これからの展開に楽しみです。