表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変化  作者: 松本 登
1/10

序章


いつもと変わらない学校への道

僕は小さいため息を吐きながら下を向いて歩いている。


学校へ向かう道は住宅街を抜け少し急な坂を上って行く。

この坂道が登校の一番の難所だ。


運動部ならともかく帰宅部の僕には毎日登るのは苦行と変わらない。


少しずつ見えてくる校舎


またつまらない1日の始まりだ…


ドスン!!

急にどこからか何かが落ちる物音が。

辺りを見回すも何もない。


恐る恐る後ろを振り返るとそこには腰を痛そうにさする男の子が。

「あいたたたっ」


そう言いながらゆっくりと立ち上がる男の子。

「いや~、猫が木から降りられないと思って助けに行ったら、まさか自分が落ちるとは(笑)」


そう言いながらゆっくりゆっくりと校舎へ向かっていく。


変な奴だな… 

これが僕と君との初めての出会いだった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ