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徘徊する悪魔たち

作者: #

悪魔1「みろ!姦淫罪第一級、中傷誹謗罪第三級、猥褻物陳列罪および窃盗罪第二級の東山一平。ようやく見つけた!セブンイレブンでおでん買ってる」



悪魔2「よーし、今度こそ捕まえて煮て焼いて、そんでもって食ったろか!もうあいつを食おうと決めてから5年、何度もこの機会を逃して、もー、もー、我慢できまへんわー」


悪魔1「毎日人食ってるお前がか」


悪魔2「そもそも最近エゼキエルさまの減給が酷なんや、そう思わへん?」


悪魔1「確かに俺もお腹がこの頃空きっぱなしだなぁ」


悪魔2「お、おい、右腕のとこでなにか光っとるとちゃいまっか?」


悪魔1「光ってる光ってる、赤色に」


悪魔2「あれは上級悪魔にこき使われ取る印や!わしら下っ端の不良悪魔が手だしたらわしら消されてまうがな。とことんついてるやっちゃな腹立つわ!」


悪魔1「それにしても誰とのペアリングかな。おっ。あいつだ。あの男性にペアされとる。青色にキラキラさせとるあいつに自由を奪われとる」


悪魔2「そういやペアリングってなんやっけ?いかがわしいのとちゃう?」


悪魔1「ちゃうに決まっとるだろ!この世界でゆーまぶだちってことだ。意味分かるか?」


悪魔2「したいことできへんってことや!」


悪魔1「そういうこと」


悪魔2「急にかわいそなってきたわー」


悪魔1「さっきまで食おうとしてただろ」







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