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小悪魔な君

作者:

修学旅行楽しかったね。

だって君と沢山の思い出が作れたのだもの。


大阪でさ、水族館でジンベイザメを見た君の横顔が忘れられないよ。

あと、道に迷って見つけた小さな路地でのたこ焼き屋さんの味も忘れない。


東京でさ、テーマパークでおそろいのカチューシャ付けて、

恥ずかしい気持ちになりながら撮った写真は家に飾ってあるよ。


そんな楽しい時間を過ごした後に、君と付き合えるといいなって思ってしまったんだ。


告白するなら帰り道しかないかなって、決意しながらタイミング伺ってたんだよ。

ほんと俺ってダサいね。



君の親友にさ、二人きりになれるように、計画の相談をしたんだ。

その時に君の親友はいつもと違う顔を見せて俺に「やめておきなよ」って言ったんだ。

でも、それって成功率が低いからって思うじゃないか。



そして そして 勇気を出して君に言ったんだ。

【おれとつきあってください】って


君からまさか宜しくお願いしますって返答が貰えるとは思って無かったんだよね。

あの時は ほんっとうに嬉しかった。


君のことを幸せにするぞってさ。



どこかで浮かれていたんだよね。

君の。。。最初は少し連絡は少ないかも

君の。。。バイトがある日は連絡できないかも

君の。。。学校では秘密ねって言葉も


ただ特別な存在になれた気がしていたんだ。


懐かしいね。。。

君の愛は二つに分かれていたんだよね。


それから俺は女性の言葉を信じないようにしたんだ。


君のバイト先の先輩と同じように。。。


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