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第23夜
ここぞという時、あらゆる権限や組織を無視してTOPたるものの 鶴の一声 で自分の意思を通さなければならない。運営には、そうした事が時としてありうるものだ。
「自分は反対ったが、皆がそういうので……」等とはTOPが絶対に言ってはならないセリフである。
自分はやりたくなかったが、他の幹部が賛成した。権限も移譲している事だし、組織を重んじるという意味もあるし、しぶしぶ自分も了解したと結果案の定失敗した。こんなことはよくあることだ。
運営の最終責任は誰がなんと言おうとTOPにある。
この重さを感じていれば、他の幹部がなんと言おうと、TOPは断固として自分自身の信じる道を決断し、一度決断したら組織を上げてそちらの方向に向かってまい進しないとならない。
鶴の一声で誰も文句を言わせず其れに従って行動する、そういうワンマンのTOPでないといけない。




